斉藤和義【アレ】MVを考察!斉藤和義がスマホで撮影したアレとは?ドラマ「家売るオンナの逆襲」主題歌の画像

タイムマシンの意味は?

タイムマシンは頭の中
過去へ行こうか 未来にしようか
引っ掻き傷は残せたかい
自分だけが知ってるアレだよ

出典: アレ/作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義

「タイムマシン」の部分では、ボーダー柄の人物の看板が右を向いたり左を向いたりしています。

「過去へ」のパートでは、手作りの時計の針がグルグル回るという、歌詞にピッタリ合った映像。

頭の中なら、タイムスリップするかのように過去へも未来へも行き来できるという話でしょう。

肉眼で見るなどリアルな体験によって培われた感性をもとに、想像を含まらせることの大切さ

リアル体験→想像→創造、このあたりを指摘しているのでは?と解釈することができるでしょう。

そして「引っ掻き傷」のところでは、ソファーの上で頭をなでられるネコが映し出されます。

「アレ」MVでこのネコに癒されるファンも多いとか。なでているのは斉藤和義さん自身でしょう。

結果を出す」ことを「爪痕を残す」と言いますが、ネコで表現しているところがカワイイです。

「自分だけ」の部分で披露されるのは、ダンス「アレ」のところで小指が跳ねるのが印象的。

問題の「アレ」とは何か?という話ですが、ひとまず知っているのは自分だけという答えです。

引っ掻き傷」つまり爪痕結果を表しているとも考えられるでしょう。目標や結果はそれぞれ

そのため自分にしかわからないかもしれません。それでも大切にしている何かがあるはずです。

自由に当てはめることができるように、抽象的な「アレ」という表現になっているのでしょう。

受け身で情報をインプットするだけでなく、自分らしい結果を残すことが大切!と解釈できます。

本当と嘘の違いとは?

皆さん今日もおつかれさん
大変だったような
そうでもないような
頼りない自分に鞭打って
ホントとウソ見極めて
グッドナイト

出典: アレ/作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義

夜の街並み、人々の日常の姿、斉藤和義さんの日常?の姿、ネコ、使用楽器などが映されます。

斉藤和義さんは真っ赤な帽子・リーゼント?・爆発頭・ヒーローなど、お茶目な姿を次々と披露。

ここは本当と嘘を見極めるポイントになっているのかもしれません。その違いは何でしょうか。

やはり歌詞の冒頭から表現されているように、リアルな現実フィルターを通した世界の違い。

また、リアルな現実のなかにも本当と嘘が混ざっていて、見極める必要があるという話でしょう。

ひょうひょうとしたスタイルが特徴的な斉藤和義さんですが、ここはシリアスな一面ですね。

人生が大変かどうかについてはそれぞれ。ゆるい感じからの実はシリアスという展開がお見事!

まさに唯一無二のロックンローラー斉藤和義さんらしい魅力があふれていると言えるでしょう。

犬が忖度?

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あなたはどのタイプ?

でっかい犬は偉そうに
ちっちゃい犬に吠えまくる
ちっちゃい犬は聞いてるフリをする
どっちに付くのが得かって
考えなくてもわかるだろうって
さらにでっかい犬にシッポ振って

出典: アレ/作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義

歌詞にはネコに続いてが登場しますが、MVの映像は雪だるまとネコです。

おそらく斉藤和義さんはネコを飼っていて、犬を飼っていない……ということでしょう。

ネコは自由気ままに生きているイメージがありますが、犬は飼い主に従順な場合が多いかも……。

あるいは犬のほうが、人間社会の縮図についてたとえやすかったのかもしれません。

生き物はすべて弱肉強食、食物連鎖などの生態ピラミッドになっているという考え方もできます。

人間同士でも何らかの力が強い人と弱い人がいるもの。人も犬も空気を読む動物かもしれません。

どちらも多少なりとも忖度(そんたく)しながら生きていると考えると、意味深ですね。

確かに、何らかの力が強い相手に、むやみに戦いを挑んでも負けるのがオチでしょう。

ただ、そんなときにどうするのか?も人それぞれ。あなたは損得勘定で考えるタイプでしょうか。

小さな決意とは?

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自分らしさが大切

暗い夜道にお月様
小さな決意は胸の中
それが誰かと違ってても

出典: アレ/作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義

歌詞の「お月様」がMVにも登場。ただし、ゆがむ映像になっています。さらにネコの姿もアリ。

タイトルにもなっている「アレ」とは「小さな決意」という意味もあるのではないでしょうか。

すべて抽象的な表現で、具体的にどのような決意?というところまでは説明されていません。

そのため「アレ」を聴く人それぞれが自分なりの決意を当てはめることができるでしょう。

しかも、他の人と違っていても構わない……というニュアンスです。大切なのは自分らしさ!

オリジナリティあふれる存在の斉藤和義さんが歌うと、深みがあります。

笑うとき、泣くとき

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だました人にも優しい