DECO*27【弱虫モンブラン】歌詞の意味を考察！モンブランが意味するものとは？弱虫な心情を読み解く

「モザイクロール」「二息歩行」など、数多くの大ヒットボカロ曲を制作しているDECO*27さん。

ボカロ曲をよく聴く人の多くは、きっとDECO*27さんの作った曲を聴いたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんなDECO*27さんの代表曲「弱虫モンブラン」について紹介していきます。

「弱虫モンブラン」は、2010年に公開された楽曲。

切ない恋心を描いた甘酸っぱい歌詞が特徴的な作品となっています。

2010年9月23日には100万回再生を突破し、爆発的なヒットを記録しました。

また、ヲタみんさんやリツカさんなど、有名な歌い手さんがこの曲をカバーしているのです。

「弱虫モンブラン」は、多くの人から愛されている楽曲といえるでしょう。

「弱虫モンブラン」のMVは、現在YouTubeでも公開されています。

清楚なセーラー服姿のGUMI。

そして、GUMIが想いを寄せるメガネの男子学生が登場します。

具体的な恋物語が描かれているわけではありませんが、なんとなくすれ違ってしまっている2人。

切ない想いをお互いに抱いていることがMVを通して伝わってきます。

また、空っぽのお皿にフォークを突き立てようとしたり、現実逃避のために目を覆うなど、エモい演出にも注目です。

上記の動画からぜひチェックしてみてくださいね！

それでは「弱虫モンブラン」の歌詞の内容について、紹介していきましょう。

この歌詞の主人公は、一体どのような恋心を抱いているのか。

2人はいったいどのような関係なのか。

最終的にどんな結末を迎えたのか。

その内容を歌詞から読み取っていきたいと思います。

主人公は、君に対する想いで溢れかえっているのでしょう。

しかし、その気持ちを言葉で表現しようとすると、上手く言い表せないし、重くなってしまう…。

そんな様子を描いていることが分かります。

主人公と君は、恐らく以前付き合っていた(もしくは親密な関係にあった)のでしょう。

しかし、何かがきっかけになって、2人の関係は終わってしまったのだと思います。

仲が良かった以前の状態が、いとも簡単に消えてなくなってしまったのです。

本当に君と仲が良かったのか疑わしくなってしまうくらい、あっさりと関係は終わってしまいました。

それでも、主人公は君に対する想いを捨てることができません。

主人公は今でも未練を抱えていて、どうにかして君との関係を修復したいと願っている(=触れてる)のです。

反照(はんしょう)とは、照り返していることを表す言葉。

陽の光が照り返しているように、いつまでも主人公の頭の中はくりかえし君のことを考えています。

しかし、その一方で「このことでもう悩み続けたくない」とも思っているのでしょう。

君のことを完全に忘れてしまえば、主人公はこれ以上悩み続けることもなくなるはず。

でも、君のことを深く愛しているから、簡単にすぐ忘れるなんてことはできないのでしょうね。