やばい 止まれない 止らない
昼に夜に朝にシングソーラウド
好きなことしてるだけだよ ガールズゴーマニアック
あんなメロディ こんなリリック
探していきたいんだ もっともっと
みんな一緒にね チャンスチャンス 願いを
ジャンプジャンプ掲げて
ファンファン想いを シャウトシャウト伝えよう
ミスったらリハってことにして、もっかい!
出典: GO!GO!MANIAC/作詞:大森祥子 作曲:Tom-H@ck
メロディを覚えたら次のステップはアクセントの付け方です。
先ほど「ラップにも近い」と記述しましたが共通点があります。
冒頭のサビの部分を見てみましょう。
歌詞の1行目の「止まれない」「止まらない」、4行目の「メロディ」「リリック」の語尾の”い”。
そして「チャンス」「ジャンプ」「ファン」「シャウト」の発音はすべて”an(アン)”を強調。
この過度に強調された発音が歌いにくさの原因です。
どの歌詞にアクセントを置いているかを理解すると俄然歌いやすくなります。
このアクセント以外は省略してもOKな箇所が多いのです。
特に「ジャンプ」は「ジャンっ」、「シャウト」は「シャンっ」と歌った方が上手に聴こえます。
ということでカラオケのコツその2はアクセントに気を付けることでした。
ちなみにこのアクセントをマスターすると自然と息継ぎのタイミングも分かってきます。
カラオケのコツその3:キャラになり切る!
コツその1と2ができれば問題なく歌えるかと思いましたが最後の難関が...。
キーがとにかく高いのです。
実際に平沢 唯役の声優:豊崎 愛生さんも素のままでは歌えないと語っています。
ではどうやって歌ったの?
唯になり切るのです♪
「けいおん!」主人公の平沢唯はいわゆる「アニメ声」。
実際の声優さんにならってアニメの主人公になりきって歌ってみましょう!
一度最後まで通して歌いきることができたら最後の仕上げ。
「ハっ!」「ホっ!」「シャっ!」の掛け声を入れたら完璧です。
みなさんも平沢唯になり切ってカラオケで楽しく盛り上がってみましょう。
まだある!「放課後ティータイム」のヒット曲
「GO!GO!MANIAC」でバンドにかける熱い想いを歌った放課後ティータイム。
実は劇中バンドの練習はほとんど行いません。
バンド名が表す通り放課後に部室に集まりふんわりティータイムしているシーンが延々続きます。
場面を描いていないだけかと思いきや後輩に「練習しましょう!」と怒られていました。
本当にバンド好きなのでしょうか?
しかしやると決めたら一直線。
時には徹夜でギターの特訓に励み、合宿も行います。
そうして生みだされる名曲はCD化されるたびに大ヒットを記録しました。
アニメ内では秋山 澪が夜な夜な必死に作詞に打ち込む姿が描かれました。
作曲担当はキーボードの琴吹 紬。
「ふわふわタイム」「カレーのちライス」など様々な楽曲が作品で披露され人気を呼びます。
後にCD化された作品はトータルするとミリオンセラーとなりブームに拍車をかけたのです。
それぞれの楽曲の魅力については次の機会に紹介できればと思います。
アニメ「けいおん!!」ブームを支えたのは?
「聲の形」の京都アニメーションが制作
「けいおん!」はいわゆる「萌え」系のキャラ設定の深夜アニメ。
人によっては抵抗感があるかもしれませんね。
実はアニメ界ではジブリや細田守作品と同じくらい注目の作品なのです。
「けいおん!」は日本のアニメ制作を黎明期から支え続けた「京都アニメーション」の本格制作作品。
近年では映画「聲の形」のヒットが記憶に新しいですね。
その他代表作には「涼宮ハルヒシリーズ」「らき☆すた」など有名な作品が名を連ねています。
「京都アニメーション」は80年代初頭からアニメの下請けを中心に活動。
関わってきた作品は初期ジブリ作を始め「AKIRA」「ドラえもん」「ポケモン」など重要作ばかり。
国産アニメが海外で「クール・ジャパン」として評価される礎を築いてきたのです。
「けいおん!」は脈々と続く日本アニメの歴史に連なる重要なコンテンツといえるでしょう。
終わりに
放課後ティータイムは架空のバンドながら数々の名曲を生みだしたヒットメイカー。
代表曲の1つ「GO!GO!MANIAC」はカラオケで歌うと盛り上がること間違いなしです。
青春時代のほろ苦さを歌った歌詞にもぜひ注目してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。