MVはお寺に修行(?)をしに来たShiggy Jr.メンバーを映したもの。

楽曲のポップさも相まってか、ヴォーカルの池田を初めメンバーの作務衣姿がどこか可愛らしく映りますね!

何故お寺なんだろう…という謎は残りますが、お寺での演奏シーンというのも新鮮。

和気あいあいと雑巾がけをする場面なども、メンバーの仲の良さが伺えて微笑ましいですね。

2:18~の演出もこれまたシュールで面白いですよ。

楽曲も凛とした雰囲気に変わる中、遊び心を忘れない4人の姿が見られます。

音楽の素晴らしさを歌う歌詞を解釈!

さて、ここからいよいよ歌詞の内容に迫っていくことにしましょう。

「LISTEN TO THE MUSIC」で歌われるのは、タイトルの通り音楽の素晴らしさです。

それもライブなどではなく、もっと日常生活に密着したもの。

退屈な時間も、ちょっとしたことでイキイキしたものに変えられるような、そんなヒントが込められた1曲となっています。

ヘッドフォンを付けてしまえばどこだって!

街中に響いてる音の塊みたい
ヘッドフォンに流れる 音楽に身を委ねたい

出典: LISTEN TO THE MUSIC/作詞:原田茂幸 作曲:原田茂幸

ここで表されているのは「どんな場所に居たって、音楽があれば楽しい時間を作ることが出来る」ということ。

自分の大好きな曲が流れるヘッドフォンを耳に付けてしまえば、それはもう街の音。

思い返すと少し恥ずかしいですが、流れる音楽に合わせて身体を揺らしたり、歩いてみたりすることってありませんか?

なんだか気分が乗らないなーと思っていても、音楽を聴いているうちにやる気が湧いてきたりと、気分を上げてくれるものです。

そんな音楽の魅力を伝えようという想いがいきなりから滲み出ていますね。

環境の変化に不安は付き物

右も左もわからないけど そんなことは当たり前だし
人混みも好きになれそうにない

出典: LISTEN TO THE MUSIC/作詞:原田茂幸 作曲:原田茂幸

どうやら主人公を取り巻くシチュエーションは「上京したばかり」のような印象。

上京するしないに関わらず、就職や進学などで急に環境が変わったときというのは不安になるものです。

それってまさに当たり前のことですし、現代社会で生きていく上で環境の変化は避けることは出来ません。

では、その不安を抱えた状態をどう乗り越えればいいのか?

Shiggy Jr.流の答えがサビに続きます!

自分に優しくする時間が必要!

listen to the music
listen to my heart beat
楽しい時間 is forever
can you feel the music
can you feel my heart beat
全て忘れてしまえよ

出典: LISTEN TO THE MUSIC/作詞:原田茂幸 作曲:原田茂幸

どんなに不安な状況に置かれていても、音楽は変わらず楽しい時間をくれるもの。

音楽でも聴いて気分転換しようよ!という感じなのですが、注目していただきたいのは「listen to my heart beat」という部分。

この「鼓動を感じて」という言葉には「自分に目を向けて」という意味が込められているのではないでしょうか。

新しい生活が始まって「もっと頑張らないと」と自分にプレッシャーを掛ける日々。

そんな中でも音楽を聴いてリラックスするときぐらい、頑張れている自分を認めてあげてもいいはず。

「自分に優しくする時間も必要だよ」というメッセージをこの部分から感じさせられます。

避けられない嫌なことと上手く付き合っていくために

駆け込んだ電車は いつも混み合ってる時間
変わらない毎日が また繰りかえされていく

出典: LISTEN TO THE MUSIC/作詞:原田茂幸 作曲:原田茂幸

通勤や通学の電車というのは、大抵がラッシュの時間。

混雑した電車が好きだという人なんてなかなかいないですよね。

人生の中で後何回この不快な時間を繰り返さないといけないんだろう…。

そんなこと、考えただけでもゾッとしますね。

悲しいことだってあるけれど いつだって笑ってたいよ
ボリュームを上げて踊ろう

出典: LISTEN TO THE MUSIC/作詞:原田茂幸 作曲:原田茂幸