ピンク・レディー「UFO」ってどんな曲?
そのド派手な衣装と印象的な振り付けで一世を風靡しました。
今回はそのピンク・レディーの数ある代表曲のひとつである「UFO(ユーフォー)」を紹介します。
その不思議な歌詞とおもしろい振り付けから、彼女たちの魅力を再確認してみましょう。
ピンク・レディー最大のヒット曲!
シングル『UFO』は70年代のアイドルデュオ ピンク・レディーが1977年に発売しました。
このぶっ飛んだイントロは初めて聴いた時、脳天を撃ち抜かれるような衝撃でした。
妖しげなシンセサイザーとピアノによるイントロはまさにSF。
これほどまでに宇宙感のあるイントロが他にあるでしょうか。
このUFO、なんとオリコンチャートでは10週連続1位の記録を残しています。
オリコンでの売上枚数は155万枚、公称売上枚数は195万枚とピンク・レディー最大のヒット曲となっています。
ミリオンセラー&レコ大受賞!
CDやレコードを100万枚以上を売り上げるとミリオンセラーと呼ばれます。
ピンク・レディーはUFOを含む5枚のシングルでミリオンセラーを達成しています。
また、ピンク・レディーはUFOで翌1978年の日本レコード大賞を受賞しました。
これは驚異的な記録だといえます。
ピンク・レディーが日本の音楽史に残した影響は偉大ですね。
ド派手なスパンコールの衣装!
ピンク・レディーがテレビ番組でUFOを披露する際には、派手なスパンコールの衣装を身に纏っていました。
宇宙人といえば銀のスーツを身に纏っているイメージですよね。
そこで、こういった宇宙人ライクな衣装を着ていたのでしょう。
ピンク・レディーと言われて、このUFOの衣装を思い浮かべる人も多そうです。
2017年度のJASRAC使用料ランキング3位!
また、このUFOは2017年度にはなんとJASRAC国内作品分配額ランキングの3位にランクイン。
「銅賞」は、1977年にレコードで発売開始された『UFO』が、携帯電話会社のCMに利用されたことなどから、1982年創設のJASRAC賞初受賞となりました。
出典: http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2018.html
その背景には2016年にとある携帯電話会社のCMソングに使用されたことがあります。
(CMソングについて詳しくは後述します)
UFOはシングル発売から40年以上経っているわけですから、すごいですよね。
それもそのはず。
このUFOには40年経っても色あせない魅力があるのです。
それではUFOに込められた不思議な魅力に迫ってみましょう。
UFOは宇宙人とのラブストーリーを描いた曲。
このUFO、タイトルどおり宇宙人に関連した楽曲となっています。
歌詞の解説は後ほど詳しくしていきますが、宇宙人とのラブストーリーを描いた歌詞なのです。
UFOがリリースされた1977年はスティーブン・スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』の公開年。
(※日本での公開は翌1978年)
映画の中では人類が地球外生命体とテレパシーでコミュニケーションを取るシーンもあります。
また、その数年後には同じく宇宙人との交流を描いた映画『E.T.』も公開されます。
UFOのリリース時期である70年代後半はちょうど宇宙ブームの真っ只中にあったわけですね。
続いて、UFOで描かれる宇宙人とのラブストーリーについて詳しく見ていきます。