【陽のあたる場所/MISIA】歌詞の意味を徹底考察！空を見上げよう♪もし自分を見失いそうになったら…

先ほどは不安な気持ちに駆られてしまいましたが、視野が狭くなっている自分に気が付きました。

MVにも映し出されていた「青空」を見上げたのにはどんな意味があるのでしょうか？

考え事をしていると空を仰ぐことを忘れてしまいます。

そしてふと見上げたとき、その美しさに圧倒されたのかもしれません。

同じ空の下、2人は繋がっている。

いつだって相手が胸の中に寄り添ってくれている。

そう、一人じゃないんだ。

絆を実感しながら「陽のあたる場所」のように素晴らしい楽曲を歌い上げているのですね。

今度は「わたし」ではなく「あなた」がいなくても、と表現しています。

あなたが目の前にいないとしても、心の中では思い続けている。

そんな言葉が続くのではないでしょうか？

この楽しげなフレーズには「あなたへの恋心」が隠されている気もしてきました。

愛する人がいると不思議と心躍り、どんな事柄も普段以上に楽しめるようになります。

我慢強い性格が感じ取れるフレーズですね。

「不安」な気持ちを出してしまっては、「あなた」を振り回してしまう…。

そう考えてついつい無理に強がってしまうようです。

でも、それを繰り返しても苦痛に感じてしまう。

ならいっそ思い切り自分の気持ちを「言葉にして叫んでしまえ」と言っています。

このフレーズ、とても共感しました。

人間関係においては「素直に気持ちを言葉にすること」が重要になってきます。

我慢を重ねてはどこかでパンクしてしまうはず。

ところがこの楽曲の歌詞からは「あなたに直接伝えることのできない境遇」であることが読み取れます。

だから「一人叫ぶ」ことを肯定しているのです。

そして、思い切り泣けばいい。

MISIAにとって「歌うこと」が自分の感情を外に吐き出す手段なのかもしれません。

素敵な出会いを経験した時、何気ない日常も歯車が噛み合うように回り出します。

「あなた」は生きていくうえで欠かせない歯車のような存在なのでしょう。

今は想いが伝えられない離れ離れの状況。

でも間違いなく「あなた」は自分にとって必要な存在。

だからこそ、いつか2人が報われることを祈って歌い続けているのです。

深い愛情が感じられますね。

この「悲しい状況」は今に始まったことではないようです。

長い時間を過ごしてきて、きっとこれからも乗り越えていかないといけない。

終わりが見えない悲しみに浸っているのです。

それでも未来へ希望を抱き愛を歌い続ける理由…。

それは、言葉にすることでいつか現実になるかもしれないと信じているからではないでしょうか。