悲しみの先に本当の輝きがある

UVERworld【WANNA be BRILLIANT】歌詞を解説!輝こう☆悲しみを越えて…ずっとの画像

UVERworld『WANNA be BRILLIANT』は、挫折してしまったときにこそ聴きたい曲。

強さとは何か?

幸せとは何か?

大きな壁にぶち当たったときは、それを自分の胸に問いかけてみてください。

自分のなかに確かな答えがあるのなら、きっと何度でも立ち上がって前に進んでいけるはずです。

挫折も後悔も、人生には必要なこと。

この曲はそう言って、座り込んでしまった人々の肩を優しく抱いてくれます。

本当の輝きとは、悲しみを知ることでしか手に入らないものなのかもしれませんね。

痛みを分け合おう

傷ついたとき、自分と同じ目線に立って話を聞いてくれる人がいる。

それがどれほど価値のあることか、この曲を聴いていると分かります。

重たくなった心を優しく包み込んでくれる。

そんな歌詞について、解説していきます。

すべてを捨てても守りたいもの

誰かを傷つけたとしても 守らなきゃいけないものがあるというなら
きっとこの瞬間が それに値して たどり着いた答えだから

出典: WANNA be BRILLIANT/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

”守る”という行為は、簡単なものではありません。

半端な覚悟では何も守ることができない。

何かを犠牲にする覚悟。そして、誰かを傷つける覚悟も必要です。

守るために傷つける。

それをやるせないと感じるときもあるでしょう。

しかし、そんな気持ちさえ超えてしまえる瞬間は確かにあります。

すべてを捨てても守りたいものがある。

その存在に気付けたなら、それが1つの答えになるはずです。

自分のために悩んでくれる人がいる

最後に奇麗事を言うのは 僕の悪い所だね
寂しそうな顔を見たくなくて

出典: WANNA be BRILLIANT/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

大切な人を励ましたいとき、綺麗事を並べてしまうのは、きっと仕方のないことなのでしょう。

傷ついている心を、少しでも癒してあげたい。

そんな気持ちがあるからこそ、耳当たりの良い言葉ばかり言いたくなります。

それを僕が「悪い所」だと思うのは、上手く励ませられない自分を歯がゆく感じているからかも。

嘘偽りのない言葉だけで、相手を元気づけることができたら、それが1番良いのですが……。

現実はなかなかそうもいきません。

しかし、そんなふうに自分のために悩んでくれる人がいるということは、大きな救いになるはずです。

現実を生き抜く強さ

今を乗り越えても、ずっと厳しい現実は続いていく。

果てしない未来に、気が遠くなることもあるかもしれません。

しかし私たちには、そんな厳しい現実を生き抜いていけるだけの強さがあるはずです。

優しさを知っている

この先 何十回 何百回 慈悲無いこの世界で
理不尽な洗礼に 立ち向かっていけるだけの
僕らは強さ必要としてた 君との日々で優しさを知った

出典: WANNA be BRILLIANT/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

私たちが生きている世界は、決して生きやすい場所ではありません。

苦難は終わることなく続き、常に理不尽が付きまとう。

何の救いもないように思えるこの世界で、どうやって生きていけばいいのだろう?

そんなふうに、未来に希望を持てなくなることもあるでしょう。

しかしここの歌詞を聴けば、きっと大丈夫だと思えるはずです。

私たちは経験した苦労の分だけ優しさを知っています。

その優しさが、現実を生き抜くための強さを教えてくれる。

強さとは優しさのことだったんですね。

人生にも夜明けはある