"赤い公園"の津野米咲さんが作詞作曲を担当!
2016年5月11日に"モーニング娘。'16"の名義でリリースされた「泡沫サタデーナイト!」。
この楽曲は、最初から最後までノリノリなディスコ調の楽曲となっています。
作詞作曲を担当したのは、ロックバンドの赤い公園でギターなどを担当している津野米咲さん。
津野米咲さん曰く、モー娘。を知らない人でも聴きやすい楽曲を目指して作ったとのこと。
確かに大ヒット曲「LOVEマシーン」のような万人受けしやすい雰囲気を感じることができます。
「最近モー娘。の歌を聴き始めた」という人には、ぜひおすすめしたい一曲といえるでしょう。
クライマックスでカウントダウン!?歌詞とリンクしたMVに注目!
この楽曲のMVには、とても面白い仕掛けがあるのです。
その仕掛けは楽曲のクライマックスで登場します。
歌の後半で「この曲、あと58秒で終わっちゃうんだって!」という歌詞が入ります。
そして、なんとその歌詞が終わった後、すぐ曲が終わるまでのカウントダウンが始まるのです。
そのままMVを見続けていると、確かに58秒後にぴったり曲が終わっていることが確認できます。
とても遊び心のある演出ですね!
このような遊び心も、モー娘。を知らない人を惹きつけるための作戦のひとつなのでしょう。
地味に見える主人公の本性とは…?歌詞の意味を深掘り!
それでは「泡沫サタデーナイト!」の歌詞の内容を見ていきましょう!
この歌詞に登場する主人公は、日頃は地味な雰囲気を漂わせている女性。
しかし、週末になるとその地味な雰囲気から一変。
クラブで踊るイケイケ女子に大変身します!
なんだか漫画やドラマなどで実際にありそうな設定で、ドラマチックな印象を受けますね。
今回はそんな個性的な主人公の気持ちを深掘りしますよ♪
筆者独自の解説も交えながら、歌詞を紹介していきます。
1番の歌詞
日頃は本性を内に秘めている主人公
派手じゃないだけで地味な子とか
大人しいとかわかってないね
そんなことじゃきっと週末になりゃ
びっくり腰抜かす うふふ
出典: 泡沫サタデーナイト!/作詞:津野米咲 作曲:津野米咲
日常生活では、地味な格好をするように主人公は心がけているのでしょう。
そんな主人公の姿を見て、周りの人は見た目だけで勝手な印象を言ってきます。
しかし、周りにどんな印象を持たれていようが、主人公はお構いなしっていう感じですね。
それどころか、本性を内に秘めている状況を楽しんでいるようにさえ見えます。
もし、イケイケな自分の姿をみんなが見たらどう思うのだろう?
そんなことを想像しながらワクワクしている主人公の姿が目に浮かびますね。
周りから悪く言われてもスルー!
ああだこうだゴシップ はびこる諸説
そんなもんはスルーでいいじゃないか
私だけにしかきっと踊れない
そんなビートがある
出典: 泡沫サタデーナイト!/作詞:津野米咲 作曲:津野米咲
中には、地味な主人公のことを悪く言う人もいるのでしょう。
主人公のギャップに気づいた人が誤解して変な噂を立てている可能性も考えられます。
「ゴシップ」や「はびこる諸説」は、そのようなネガティブな噂のことを指しているのでしょう。
しかし、それさえも主人公は無視しています。
そして主人公は、踊ることへの楽しさに思いを馳せていますね。
周りからどう言われようと、週末にいつも楽しく踊れるのならそれでいい。
そのような気分に浸っているのでしょうか。
きっと、この主人公にとってダンスは生きがいであり居場所なのだと思います。
「聞いて」や「遊びに出かけましょう」は誰に向けた言葉?
聞いて 私
本当はもっと凄いのよ
ブルーライト消して
遊びに出かけましょう
出典: 泡沫サタデーナイト!/作詞:津野米咲 作曲:津野米咲