結成20年!モー娘。のデビュー曲「モーニングコーヒー」って?

1998年1月にリリースされた「モーニングコーヒー」モーニング娘。がハロプロからメジャーデビューした時の最初のシングルです。

作詞・作曲・プロデュースはつんく。ちなみにこの頃のつんくの名前にはまだ♂マークはついていません。

オリコンチャートでは最高6位を記録し、この後からモー娘。の名前はどんどん世間に浸透していきます。

同年末には日本レコード大賞最優秀新人賞に選ばれ、紅白への出場も果たすなど、瞬く間にトップアイドルグループへと成長しました。

さらにこの曲は、デビューシングルでありながら、オリジナルメンバーで歌唱・発売された最初で最後の楽曲でもあります。

そのため、モー娘。の現メンバーや古くからのファンの間でも「特別な歌」として愛されています。

モーニングコーヒー/モーニング娘。子供にはわからない、歌詞の裏の意味とは?!の画像

「モーニングコーヒー」のMVはこちら

後のモー娘。のMVと違い、まだダンスシーンなどはなく、衣装も普通の女の子らしいものばかりです。

それが彼女たちを身近に感じさせる効果をあげているのでしょう。

良い意味で素人っぽさが出ている、初々しさが光るMVと言えます。

「モーニングコーヒー」の前に、幻のデビュー曲があった!

実は、「モーニングコーヒー」発売の前年に同じメンバー「愛の種」という曲をリリースしています。

しかしその時はメジャーデビューもしていなかったため、インディーズとしてカウントされました。

ただし、モー娘。の結成は「愛の種」発売時の1997年とされています。

なお、「愛の種」は「モーニングコーヒー」のカップリングに使われた他、2017年11月には現メンバーとオリジナル・メンバーが一緒に歌った「愛の種(20th Anniversary Ver.)」が発売されました。

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この頃のモーニング娘。には誰がいたの?

メンバーが頻繁に入れ替わる、現在ではお馴染みのアイドルグループのシステムはモー娘。から始まったと言われています。

その、伝説とも言えるオリジナル・メンバーにはどんな人がいたのでしょうか?

最初のメンバーはたったの5人!

「モーニングコーヒー」を歌っている、元祖モーニング娘。のメンバーは、安倍なつみ、中澤裕子、飯田圭織、石黒彩、福田明日香の5人です。

今はそれぞれ大人の女性になり、結婚したり子どもがいたり、音楽活動を続けていたりとさまざまな道を歩んでいますね。

当時は平均年齢17歳のフレッシュなグループで、最年少の福田明日香に至ってはまだ13歳という若さでした。

モーニングコーヒー/モーニング娘。子供にはわからない、歌詞の裏の意味とは?!の画像

【デビュー秘話】落ちこぼれの寄せ集めだった?

モーニング娘。が結成されたのは、当時人気番組だった「ASAYAN」内の「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」がきっかけでした。

しかし、つんくが審査員を努めていたこのオーディションに合格したわけではありません。

5人とも、最終選考に残ったものの落選しています。

その後、番組の企画として「『愛の種』を手売りで5日間で5万枚売り切ったらメジャーデビューさせる」というセカンドチャンスが与えられました。

それまではオーディションでのライバル同士だった彼女たちは、急きょ結成された寄せ集めのグループにも関わらずチームとして協力しあい、見事この目標を達成したのです。

そして、つんくのプロデュースでデビューし、20年以上も続くモーニング娘。の歴史の第一歩を踏み出しました。

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「モーニングコーヒー」の歌詞は意外と大人っぽい?

フレッシュで可愛らしい、デビューしたてのアイドルグループの歌といえば、片思いとか告白とか、どちらかと言えば清純なイメージの恋を語った内容が思い浮かびます。

でも、「モーニングコーヒー」というタイトルには、ちょっと大人な意味が込められているんです。

どんな内容なのか、まずは歌詞を最初から順に追ってみましょう。

ちなみにカッコ内はコーラスです。

ねえ はずかしいわ (ドキドキ)
ねえ うれしいのよ (してる)
あなたの言葉
モーニングコーヒー飲もうよ 二人で

出典: https://twitter.com/g1220y_/status/489730520612208640