「欲望との葛藤」はどこまでも続いていく

一度負けてしまうと…もう誘惑には抗えない!?

掻き乱す 天使のかがやき
僕は言う ここを離れたい

振り向けば最後囚われてしまったようだ
華やかな日々に 奪われたこの心
一人じゃどうしようもないな

出典: 悪魔のささやき/作詞:上野皓平・松原有志 作曲:上野皓平・松原有志

欲望が放つ、私たちを魅了して止まないキラキラとした輝き

それはまるで天使が舞い降りてきた時の煌きにも似ています。

ですが、騙されないで下さい!

その天使は、悪魔が仮面をかぶった偽物の姿かもしれません。

欲望の誘惑に負けそうな時は、一刻も早くその場を離れるのも1つの方法として有効です。

人間は私たちが想像している以上に、場所が変われば気分も変わる生き物なのですから。

誘惑から、自分自身を引っぺがすのです。

しかしやはり人間は弱い生き物

少し気を許した瞬間に、欲望に囚われてしまいます。

欲望を叶えた時の夢のような幸福感。

一度体験してしまうと、そう簡単に忘れることはできません

楽曲の冒頭では、「一人で行かなきゃいけないな」と歌っていたこの曲。

何度も欲望の誘惑との戦いを経験した結果、「一人じゃどうしようもないや」という結論を導き出しました。

「欲望との葛藤」と戦い勝つ為には誰かの力を借りるのが一番、ということですね。

一見整合性の取れていないように思えるこの歌詞

欲望に囚われた経験を持つ皆さんなら、この気持ちを分かって頂けるのではないかと思います。

欲望の魔の手はあなたのそばにも…

ああ憧れていた
夢に描いた僕たちの楽園も
今だけにしかないことを
気づいた頃には消えてしまう…
気づいた頃には消えてしまうから

出典: 悪魔のささやき/作詞:上野皓平・松原有志 作曲:上野皓平・松原有志

あの幸せをもう一度味わいたい、けれども我慢しなきゃいけない…。

そんな戦いで何度も勝つことができるほど、人は強い生き物ではありません

こうしてまた人は誘惑に敗れ、束の間の幸福を味わった後自身の選択を後悔する。

それを何度も何度も繰り返していくのでしょう。

私たちの「欲望との葛藤」との戦いに、終わりが来る日は来るのでしょうか。

もしいつかそんな日が訪れるとしても、きっとそれはどこまでも遠い未来のお話なのでしょう。

今日もまた、この世界のどこかで欲望の誘惑と戦っている人たちがいます。

気を付けて下さいね。

彼らの間の手は、いつの間にかあなたのすぐそばにも忍び寄っているのかもしれませんよ。

最後に

The Songbards【悪魔のささやき】歌詞の意味解説!消えてしまう楽園とは何?僕の未練を紐解くの画像

いかがでしたか?

本日はThe Songbardsの【悪魔のささやき】の歌詞についてご紹介致しました。

私たちの身の周りにも頻繁に訪れる「欲望との葛藤」。

そのテーマを彼ららしく、ポップでキャッチーに描いた1曲でしたね。

もしあなたが「欲望との葛藤」に苛まれてしまった時。

ぜひこの曲を聴いて、誘惑に負けないよう戦って頂ければと思います。

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今回ご紹介するのは、The Songbardsと同じように近年注目度の上がっているロックバンドたちです。

the engy【Under the water】

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まずこちらは、the engy【Under the water】についての解説記事です。

ブラックミュージックやUKロック由来のクールなサウンドテイストが評判を呼んでいるthe engy。

2019年にメジャーデビューを果たした、今最注目の新進気鋭のニューカマーですね。

そんな彼らの楽曲和訳して、歌詞の内容に迫った記事がこちらとなっています。

4人組バンドthe engy(ジ・エンギー)はNulbarich(ナルバリッチ)やトム・ミッシュなど最先端のブラックミュージックに敏感な方にぴったり。今回は浮遊感あふれる「Under the water」の歌詞を和訳して意味を探ります。

ドミコ【こんなのおかしくない?】

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