野生の世界は、厳しいでなりたっているのではないでしょうか。

その掟は食物連鎖とも言い換えることができるのだと思います。

プランクトンを魚が食べて、魚を鳥が食べて、鳥を獣が食べて、というように。

生命はぐるぐると巡っているようです。

和訳はこちらです。

生きていくために

「私たちは食うか食われるかだ」という人がいる
「私たちは生きると同時に生かされてもいるのだ」という人もいる

しかし、彼らはすぐ群がってしまう

決して自分が与える以上を奪うべきではないんだ

出典: Circle of Life/作詞: Tim Rice 作曲:Elton John

人間の世界もまた、過酷競争社会ではあります。

この競争を弱肉強食と野生の世界に例えて表現することがあると思うのです。

しかし動物の世界よりも節度にかける気がします。

必要以上に食べ物をとったり、環境を破壊していく行動は人類を滅亡へと進めていくことでしょう。

と書くと、とても深刻な内容に思われてしまいそうなのですが、そうではありません。

自然という言葉は、自ら当然ある姿という意味があると思うのです。

ありのままに立ち返り、人間の分をわきまえた行動をしていく。

簡単に語れるような内容ではないですが、これが自然摂理に従っていくということなのだと思うのです。

繋がっていく

コーラス部分のフレーズ

In the circle of life.

It’s the wheel of fotune.

It’s the leap of faith.

It’s the band of hope.

‘TIL we find our place

On the path unwinding

In the circle, the circle of life

出典: Circle of Life/作詞: Tim Rice 作曲:Elton John

生命の輪というのは、まさにこの命がつながっていくことなのではないでしょうか。

先程、食物連鎖に例えたように生命と生命が支え合って一つの生態系をなしている。

このことを「Circle of Life」といっているのだと思います。

和訳はこちらです。

チェーンのように

生命の輪の中で

それは輪のような運命

それは信仰の熱い想い

それは友人という希望

私たちが落ち着ける
自分の居場所を見つけるまで

生命の輪の中で 生命の輪

出典: Circle of Life/作詞: Tim Rice 作曲:Elton John

この生命の輪、とは食物連鎖以外にもこんなことを表しているのではないでしょうか。

例えば、仏教でいう輪廻転生

輪廻転生とは、が生まれ変わっていくことを意味します。

一度死んでしまったらそこで終わりなのではなくて、魂もこの生命の輪の中で循環するのでしょう。

そう思えると、すべての生命が大切に思えてきます。

そして、この生命は常に希望をうみだし進化していくものなのではないでしょうか。

だからこそ、人間である私たちには次につないでいくという意識が必要なのかもしれません。

傷ついても

星のように

Some of us fall by the
wayside

And some of us soar
to the stars

And some of us sail
through our troubles

And some have to live
with the scars

出典: Circle of Life/作詞: Tim Rice 作曲:Elton John

この世界の魂はすべてをしているといえるのではないでしょうか。

その全ては平等ではありません。

それぞれのストーリーの中で生まれた、朽ちていくのです。

もがき苦しみ、先がみえなくなることもあるかもしれません。

それも、生まれてきたの定め。

そう宿命というのかもしれません。

もちろん幸せなこともたくさんあることでしょう。

愛おしさに笑みが溢れることもあると思います。

それぞれがそれぞれの人生ですが、すべて繋がっているのです。

そう思うと、私たちはある意味みな平等なのかもしれません。

和訳はこちらです。