「神聖かまってちゃん」とは?
「神聖かまってちゃん」は、2008年結成した男女4人組のロックバンドです。
メンバーは、ボーカル・ギター担当のの子、キーボード担当のmono、ベース・コーラス担当のちばぎん、ドラムス担当のみさこの4人です。
主に、自作PVを制作してニコニコ動画やYouTubeなどに投稿をおこないながら活動しています。
他にも、ニコニコ生放送やキャスと呼ばれるTwitCastingでの配信などもおこなっています。
このような活動からネットで有名になり、これまでに”ももいろクローバーZ”や”B.B.クイーンズ”などとのコラボも果たしています。
アルバム・シングルなど多くの楽曲を排出しているが、1枚目のアルバム「友達を殺してまで。」や3枚目のアルバム「みんな死ね」など、その個性的なタイトルに驚かされます。
2017年9月には、3年ぶりとなるフルアルバム「幼さを入院させて」を発売。
バンド名の略称は「かまってちゃん」。
どこか癖になる楽曲が大注目のバンドです。
進撃の巨人season2と神聖かまってちゃん
進撃の巨人 season2について
進撃の巨人season2は、2017年4月から6月まで放送された諌山創が原作のテレビアニメです。
進撃の巨人シリーズは、2013年4月から9月までが第1期として放送されその後、映画化や実写映画化を果たした人気作品です。
また、2018年7月からは第3期の放送を予定しています。
season2では、第1期の続きの内容になっていて、主人公のエレンが奪還戦から戻り、「座標」とよばれる力に目覚めるまでの物語になっています。
封鎖された地での人間模様と数々の巨人との戦いを繰り広げるアクション作品で、子供より大人向けのアニメです。
まだ進撃の巨人を知らない人も多くいるでしょう。
人間とは何か、を感じさせられる深い作品なので、ぜひ一度ご覧ください!
原作者からの熱望で
進撃の巨人season2のエンディングテーマソングに起用された背景には、原作者の諌山創の存在がある。
かねてから、神聖かまってちゃんのファンであった諌山氏の希望で抜擢されたのです。
それによって、神聖かまってちゃんは事務所を放送曲系列のポニーキャニオンに移籍することを発表しました。
この事態にファンも驚きを隠せない様子でしたが、この情報を発表した3月31日の翌日、4月1日のエイプリルフールの日に
エンディング曲である「夕暮れの鳥」の楽曲に限りの移籍であると公式ホームページで明かしています。
なんともバイタリティのあるバンドだということがうかがえますね。
「夕暮れの鳥」について
楽曲性
「夕暮れの鳥」は、進撃の巨人のエンディングで流れると瞬く間にアニメファンの中で話題になりました。
曲の冒頭から始まる讃美歌にも似た歌声と、それとは裏腹などことなく不穏さを感じる音色が、その背景に流れる映像と相まって見る者に言われようのない恐怖感を与えます。
宗教じみたような背景は、進撃の巨人という作品が表す世界観であると同時に「夕暮れの鳥」の楽曲の不気味さをさらに演出しているのです。
エンディングの映像を掲載しておきますので、世界観を感じてみて下さい。
特に歌詞が英語のため、聴いている方としてはメロディーが頼りです。
メロディーを初見で聴いた時、背筋がゾクっとする感覚に襲われます。
これは、奏でている音の不自然さにあるのでしょう。
綺麗な和音に収まらない音楽センスともでもいうのでしょうか。
神聖かまってちゃんというバンドの個性が光る楽曲に仕上がっています。