X JAPANのベース担当「TAIJI」の死因が不可解？脱退した理由とは？プロフィールも紹介！

そしてTAIJIは、2011年7月17日、45歳で逝去しました。

突然の、そして不審さを感じさせるその死に衝撃を受けたファンは少なくないでしょう。

TAIJIはその死の6日前、成田からサイパンへ向かう航空機内で暴行したとして逮捕されます。

そして拘留されている拘置所内で7月14日に首を吊って自殺を図り、意識不明に。

この日は審理が予定されている日の前日でした。

16日には脳死状態に陥り、親族や婚約者の同意のもと生命維持装置を外し、17日に息を引き取りました。

しかし、その死には不審な点があるといわれており、その死に立ち会った婚約者の女性の話などから、様々な点が指摘されています。

検死をしたとされているが、その結果を明らかにされていないこと。

TAIJIの体には通常首を吊った際にできるうっ血痕が見当たらなかったこと。

口元にテープのような粘着物の跡があったということ。（人工呼吸器のテープの可能性もある）

婚約者にも関係者にも知らされぬまま日本に遺体が戻され、密葬されていたこと。

これらは直接TAIJIの死に関係する点ですが、その周りでも不可解なことがあったといいます。

婚約者の女性や、音楽関係者にTAIJIが自殺を図り、意識不明になってからの時間帯にTAIJIからのメールが届いていたというのです。

この件の鍵を握っていると思われる、TAIJIのサイパン行きに同行していた当時のマネージャーは、サイパンから帰国せず、行方が分かっていないといわれています。

サイパンで行方をくらましている当時のマネージャーとTAIJIの関係性は良くないものだったようです。

事実、彼はサイパンでの仕事を最後に縁を切る予定でした。

マネージャーと呼ばれておりますが、実際彼女はプロダクションの社長でもあります。

一節では、この女性は少々癖のある人物でTAIJIはそんな彼女を毛嫌いしていたということです。

機内での暴行がきっかけで逮捕されたわけですが、その相手もこのマネージャーではないかといわれています。

そしてここにも不審な点が幾つかあり、TAIJIの死亡後すぐにプロダクションによって彼のブログが削除されているのです。

なぜマネージャーがこのような行動に出たのか、未だ謎のまま…。

婚約者の女性の働きで、現在はTAIJIのブログが公式ブログとして復活しています。

ご覧になるとわかるのですが、彼のブログに不審な書き込みがされた形跡もあり、謎が謎を呼ぶ状況となっておりました。

しかし2016年の年末に、TAIJIの死について動きがありました。

在サイパン領事事務所や外務省が、TAIJIの死に問題があったという認識に至ったとの報告が、TAIJIのオフィシャルサイトを通して婚約者の方から報告されました。

突然の逝去から、実に5年の日々が過ぎていました。

彼女や関係者の継続的な活動が、ついに認められたのです。

彼女は、一旦この時点をTAIJIの真相究明の区切りとし、あとは外務省など公的機関に任せるとしています。

国が認識したことで、今までわからなかったことが少しでも明らかになってくることが期待されます。

A post shared by Agli (@agli_xx) on Jul 16, 2017 at 8:12am PDT

才能に恵まれ、その才能を開花させる努力を惜しまなかった偉大なアーティストが、こういった形で失われてしまったことは残念でなりません。

また、X JAPANとしてのTAIJIを見ることができるかもしれないと、多くのファンが期待した矢先の出来事でした。

脱退から年月が過ぎ、わだかまりも少しずつ溶けつつあり、時は熟していたように思えました。

それでも、波乱万丈の人生を歩んできたTAIJIの遺してくれたものは、私たちの中で生き続けます。

そしてX JAPANの中でも、ずっとHIDEもTAIJIもメンバーでいます。

YOSHIKIも、”7人のX"という言葉を口にします。

その様子を見て、TAIJIはきっと安らかに微笑みながら見守っていてくれると、そう思いたいですね。

彼の生き方はロックそのものです。

だからこそ、TAIJIは魅力的であり今も人の心を引き付ける存在なのでしょう。

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