遠くの風を身にまとう貴方には
届かない言葉並べてみても
また視線は何処か窓の向こう
出典: https://twitter.com/Fav_LArc_Lyrics/status/935759986524901378
どんなに言葉をつくして話をしても、ぼんやりと窓の向こうに目をやったまま、あまり聞いてくれてはいないようですね。
「一体何を見ているの?」と問いかけても、きっと何も返ってこないことがわかっているようです。
変わらない予感は続いている
あの日々さえ曇って
出典: https://twitter.com/LArc_lyrics1991/status/892643446854361090
もしかしたら、初めからうまくいかないとわかっていながら付き合い始めたのでしょうか。
いつか別れがやってくるだろうという予感を持ちながらこれまでやってきたけれど、いい意味でその予感が裏切られることはなかったようです。
あの頃の、少しは楽しく幸せだったはずの日々の思い出さえも曇らせてしまうほどに。
籠の中の鳥のような虚ろな目に
触れている午後の日差しはまるで
貴方を外へ誘う光
出典: https://twitter.com/LArc_lyrics1991/status/892643446854361090
「籠の中の鳥のような虚ろな目」なんて、見ているのも辛いほどです。
外の光に連れ出されたなら、その目は輝きを取り戻してくれるのでしょうか?
それはそれで、寂しいですけれどね。
めぐり来る季節に約束を奪われそう
この両手差しのべても心は離れて
出典: https://twitter.com/Millet_Hiroi/status/865574853121892353
果たしてどんな約束をしていたのか……それもやがて失われそうなほどに、心は離れているのがわかってしまうのが苦しいです。
どんなに自分の手を差し伸べたとしても、きっとそこに手を重ねてはくれないとわかっているのでしょう。
Why do you stare at the sky
with your blurry eyes?
出典: https://twitter.com/LArc_lyrics1991/status/911011934899552256
ここを直訳すると、「何故あなたはぼんやりとした目で空を見つめるのですか?」となります。
「Blurry Eyes」は「ぼやけた目」となり、つまり「虚ろな目」なのでしょうね。
テンポが変わって、この部分だけが英語の歌詞になりますが、だからこそ多くのものや意味が集約されている気がします。
めぐり来る季節に大切な人はもう…
振り向いたその瞳に小さな溜息
心は離れてゆく
出典: https://twitter.com/LArc_lyrics1991/status/878306703883649024
ラストの部分です。
やっぱりダメだったのか……と一瞬思ってしまいましたが……ううん?
少し視点を変えてみると、「心は離れて」いったのは、自分の方だったのかも知れません。
どちらにせよ、全体的に意味深に感じさせられる内容の歌詞ですね。
まとめ
実はL'Arc〜en〜Cielは、初期の頃と現在の楽曲のタイプがかなり違うと言われることも多いようです。
しかしそれは、昔は拙かったとか、今は熟練されているとかいう区別ではなく、音楽の幅が広がっただけなのではないでしょうか。
ヴォーカルのhydeは年齢を重ねてもいまだに広い音域を長いブレスで歌えますし、楽器隊の技術も磨かれる一方で、まったく衰え知らずですから。
四半世紀を経てもなお、まだまだこの先が楽しみなバンドだと思います♪
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