アニメ「スペース☆ダンディ」主題歌!
活動休止期間を経ての約6年ぶりの新曲
唯一無二の個性を持つ、シンガソングダンサーとして存在感を放つ岡村靖幸。
デビューから30年以上経つ今でも、彼のキレの良いダンス・歌唱共に衰えを見せる事はありません。
今回ご紹介するのは、そんな彼による楽曲【ビバナミダ】。
2013年にリリースされたこの曲は、活動休止期間を経て約6年ぶりにリリースされたものです。
ダンディとの夢の共演!アニメMVもチェック♪
歌詞の解説に入る前に、まず一度楽曲を聴いておさらいしておきましょう!
今回楽曲のMVは、なんとアニメ「スペース☆ダンディ」の主人公・ダンディとのコラボ映像!
アニメデザインになっても、岡村ちゃんの強烈な個性は輝きを放ったままですね。
彼の歌唱時の特徴的な動きが、非常に再現度高く表現されているのがお分かり頂けるかと思います。
またアニメのテイストや岡村靖幸自身の雰囲気にもマッチした、少しお色気要素もあるこの映像。
岡村ちゃんファンにもアニメファンにも楽しんでもらえる、そんなMVとなっています。
映像をお楽しみ頂いたところで、それではここから早速歌詞を解説していきましょう!
なお、重複する歌詞に関しては一部省略して解説していきたいと思います。
早速歌詞を見ていこう
素敵なレディのギャップにイチコロ!
どこから来たかなんて わからないほどの日々で
このところ恋の習慣 忘れた 久しぶりだね
我らにとって人生は、我が身を五分反省して
超強引な君 ジュエル外せば さびしげなその美貌
Hey マンマ・ミーア・ベイビー!
出典: ビバナミダ/作詞:岡村靖幸,西寺郷太 作曲:岡村靖幸
仕事に遊びに忙しい毎日を送っていると、恋なんてしてる場合じゃない!なんて思う事、ありません?
もちろん恋だけが生きる全てではありませんから、恋愛がなくても今が充実してるならオールオッケー。
ですが、これまた人間とは不思議なもの。
恋を求める時より、恋は二の次、なんて思っている時の方が素敵な出会いがあったりします。
この歌の主人公も、どうやらそんな充実した日々の中で久しぶりに心ときめく出会いがあったようですね。
彼が心動かされたその女性は、どこか強引で気の強そうな女性。
けれど派手な服やアクセサリーを一度脱げば、彼女も憂いのある表情を見せる寂しがり屋な女の子でした。
そんな女性のギャップに、彼はやられてしまったのではないでしょうか。
国民的ゲームの登場人物の台詞としても有名な、この「マンマミーア」という言葉。
これはイタリア語で「なんてこった!」という意味を表す言葉です。
君にそんな魅力があったなんて!と驚く、彼の心情を表現しているのではないかと考えられます。
アプローチ開始!意中の彼女を射止めろ!
それぞれが見失った 遥か遠き花火を
夢で見るごとに痛いんだ 胸が痛い どうかしてたよ
悩み事あるんじゃない? 今なら受け止めモナムール
戻れないほど アクセル踏んでごらん 子供じゃないなら
出典: ビバナミダ/作詞:岡村靖幸,西寺郷太 作曲:岡村靖幸
けれどきっと彼は、最初は彼女の魅力に気づけなかったのでしょうね。
意志の強そうな、頼れる人なんかなくても1人で生きていける、といわんばかりの強い女性。
彼女の最初の印象は、きっとそのようなものだったのでしょう。
けれど彼女のギャップや魅力に気付いてしまった彼は、自分の過去の選択を悔やんでいるようです。
君みたいな素敵な人を見逃すなんて、自分はどうかしていたんじゃないか。
そんな過去の己の痛恨の過ちに、彼の胸は痛んでいるのです。
彼女の魅力に気付いた彼は、過去の埋め合わせをするかのように全力でアピールを始めます。
モナムールとはフランス語で、「私の愛しい人」という意味の言葉。
何か悩み事があるなら、僕が力になるよ。意中の人にアピールする時の王道の作戦ですね。
中途半端に迷うなら、一度思い切りやってごらん。大人だからこそそんな思い切りの良さが必要さ。
彼女の悩みへの答えは、彼の彼女へのアプローチの姿勢そのものを表しているような気もします。
大人だからこそ思い切りの良さや勇気が必要
たまには暴れな シャラルラと 涙飛ばして
流れる星見て 単純だ 皆同じ人間だ
出典: ビバナミダ/作詞:岡村靖幸,西寺郷太 作曲:岡村靖幸
子どもの頃に比べると、大人になった私たちは余計なものをたくさん背負い込み過ぎているのかも。
昔なら、思い立った時にすぐ行動することなんて簡単だったのに。
大人になればなるほど、そんなふうに思わされる機会は増えていきますね。
けれど、たまには思うがままに行動する勇気も確かに必要なのかもしれません。
良い方向にしろ悪い方向にしろ、物事はそうでもしないと何も始まりませんから。
どんな人を相手にしても、恐れる事はありません。
たとえどんな状況であっても、対峙しているのは自分と同じ人間なのですから。