永遠のスーパースター、岡村靖幸!
スーパースターは今も健在!
「岡村ちゃん」の愛称で長年愛されている岡村靖幸。
ポップでありながらもロックな面も持ち、クールでもありキュートな顔も見せる。
歌だけではなく、ダンスセンスも光ります。
一つのジャンルに入りきらない活躍を見せ、「岡村靖幸」というジャンルを確立しています。
他のシンガーのプロデュースをしながら、1986年のデビューからバブル期らしい楽曲を制作。
数々の名曲を生み出しながら、50歳を超えた今でも第一線で活躍しています。
「ラブメッセージ」
今回本記事で取り上げるのは「ラブメッセージ」という曲です。
2015年に発売された、記念すべき30枚目のシングルに収録されている曲です。
同時に青少年の心をくすぐった名作、映画版「みんな!エスパーだよ!」の主題歌です。
この映画で染谷将太さんが演じた鴨川嘉郎の純情さをよく表している楽曲になっています。
デビュー当初から武器となっていたセクシーな歌声は今でも健在です。
セクシーな歌声で、キュートな歌詞を見事に歌い上げています。
歌詞を徹底解説!
今回は「ラブメッセージ」の歌詞に注目していきたいと思います。
目一杯に表現された純情がどれだけのものかを見ていきます。
「カルアミルク」などで大人の恋愛を歌ってきた岡村さんが、どんな純情を歌ったのでしょうか。
そして、この曲はただ少年の純情が描かれているわけではありません。
人間は生きていく上で、とても大切なことを教えてくれる曲でもあるのです。
皆さんもこの歌詞を見ながら、自分のちょっと恥ずかしい過去を思い出してみましょう!
夢想する14歳!
Oh Baby イメージしたいよ はにかむ君の顔
ロマンチックに心はしゃぐのは 14歳の頃から
出典: ラブメッセージ/作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸
14歳、思春期真っ只中から歌詞は始まります。
思い浮かべてしまうのは、好きな娘のはにかんだ笑顔。
思い浮かべようとしなくても、自然と考えてしまうようです。
みなさんの中にもこんな経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
もしかしたら、大人よりもロマンチックな恋に心をときめかせているかもしれません。
大人は様々な経験をする反面、「初めての経験」との出会いが少なくなります。
初めて恋をしたときの衝撃、喜び、そして苦しみは、大人になると忘れてしまいます。
人生と恋、という壮大なテーマも、この曲の最後には登場します。
今すぐ会いにいきたい!
午前3時に逢うときめきは 許されることかな?
裸足になって 走り出して 零れるようなキスしたい
出典: ラブメッセージ/作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸
好きな娘の笑顔を思い浮かべているのは、深夜午前3時。
笑顔を思い浮かべるあまり、夜も寝られなくなってしまったんですね。
枕に顔を埋めながら、悶々と考える。
考えていると、今にも好きな娘に向かって駆け出したくなってしまいます。
靴なんて履く必要もない。
裸足でもいいから走り出して、あの娘に逢いにいきたい。
そして、思い切りキスをしたい。
夜中の暗闇の中、14歳の胸の中はどんどん恋心で膨らんでいきます。
「逢う」という漢字を使用しているところも粋な表現ですね。
「会う」ではなくて「逢う」。
平安時代から「逢ふ」という言葉を使って男女が契りを交わすことを表現しています。
愛する異性の元へ行きたい!という想いが「逢う」という言葉に込められているのです。
弾けるハート!
Hey Baby 滑りこもうぜ 照れながらシーツに
ちっちゃな×3 ハートが パン×3 と弾けそうさ
出典: ラブメッセージ/作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸