岡村靖幸ってどんな人なの?
岡村靖幸は1965年生まれのシンガーソングライターです。
また、ライブ中のダンスも特徴的なため「シンガーソングライターダンサー」といわれることもあります。
生まれは兵庫県で、中学時代の文化祭でライブを行ったことから音楽へ没頭していきます。
その後数多くのアーティストの作品に作曲家として関わり、1986年に「Out Of Blue」でデビュー。
ライブ中ほとんどの曲はマイク1本、ピンボーカルとして歌います。
しかし楽曲のレコーディングでは、ほぼ全ての楽器を自ら演奏する才能の持ち主です。
また、ライブ中でも時折みせるギターやピアノの演奏はダイナミックかつ情熱的で魅了されます。
曲のテーマは青春や恋愛が多め。
繊細な感情の動きを、中毒性のあるメロディーと独特な歌い回しで歌い上げます。
そんな彼の曲は、多くの世代から支持を集めています。
岡村靖幸のおすすめしたい曲はこれ!
だいすき
まずご紹介したいのはこちら、「だいすき」。
岡村靖幸の言わずと知れた代表曲ですね。
この曲は「だいすき」という直球な気持ちを、岡村靖幸の独特なセンスで伝えるポップナンバーです。
ライブでも演奏され続けているこの曲は、3rdアルバム「靖幸」に収録されています。
ライブではブラスバンドのアレンジやアコースティックアレンジなど様々な表情を見せてくれます。
海辺より、甘いチョコより、星空より、赤いワインより君のことがだいすきだという比較表現。
この歌詞には子供のようで、大人の男性が歌っている感じがよく表現されています。
こんなに大事なことはそうはないよ、という直球な表現も自在に操っています。
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
![](https://img.youtube.com/vi/j35FOZElcB4/0.jpg)
ライブ映像です。
続いてご紹介するのはこちら、「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」。
アコースティックギターの美しいコードバッキングから始まるこの曲。
徐々に音数が増え、終盤ではブラスバンド隊による間奏が入る構成です。
甘酸っぱい青春の爽やかさを表現するかのような演奏になっています。
AメロBメロの歌詞では具体的な状況が浮かび上がってきます。
あと15秒でゲームセット、35連敗が決まってしまう「ぼく」が所属するバスケットボールチーム。
このタイミングでロングシュートを決めたら観ている「あの娘」はどんな顔をするだろうか。
驚くかな、喜ぶかな、もしかして僕に惚れちゃったりしないかな?なんて。
そんな具体的な舞台背景があります。
その背景をもとに思春期の繊細な心情を描いた名曲です。
岡村靖幸ワールド全開!
カルアミルク
ここまで明るくポップな曲調を紹介してきましたが、しっとりとした曲も岡村靖幸の魅力的な部分です。
4thアルバム「家庭教師」に収録されている「カルアミルク」。
この曲は一度壊れてしまった男女の仲を男性視点から歌っているバラードです。
2人の思い出のキーとなるのが言わずと知れたお酒であるカルアミルクです。
今の苦い状況と甘いカルアミルクのコントラスト、そこに加わる美しいメロディ。
これらによって、岡村靖幸にしか表現することができないバラード曲になっています。
イケナイコトカイ
しっとりとした曲をもう1曲。
2ndアルバム「DATE」に収録されている「イケナイコトカイ」です。
サビの「いけないことかい?」という印象的なフレーズとメロディから始まるこの曲。
非常に壮大なバラードに仕上がっています。
大人な歌詞と岡村靖幸の艶っぽい歌い方にも、ぜひ注目して聴いてみてください。