ドラマをきっかけにブレイクした1曲「波のゆくさき」を紹介
今回はTHE RiCECOOKERSの「波のゆくさき」という曲を紹介します。
この曲は2010年12月1日にリリースされたシングル「NAMI no YUKUSAKI」のカップリングとして収録。
タイトル曲の日本語バージョンになっています。
これ1枚で英語バージョンも日本語バージョンも両方を堪能できるということですね！
ドラムをきっかけに大ブレイク
THE RiCECOOKERSはアメリカで活動しており、当初日本での知名度は高くありませんでした。
しかし2010年に放送された人気ドラマに「波のゆくさき」が主題歌として起用されたのをきっかけにその名を広めていきます。
彼らのように、海外で活躍する日本人アーティストも知られていないだけでたくさんいるんです。
世界に飛び出していけるという時点で大体が実力者なのは見て取れますね。
彼らも全員が世界に名を轟かせるバークリー音楽院の出身で、その音楽性は完成されたものです。
日本で活動していないという理由で、こういった良質なアーティストが知られていないのは勿体ない話。
彼らのようなバンドの活躍をきっかけに、海外で活躍する日本人にも注目が集まるようになるといいですね！
「SPEC」のために制作された楽曲だった
堤はTHE RiCECOOKERSと以前より親交があり、その音楽性を高く評価していたことからドラマ主題歌の依頼を決めた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/NAMInoYUKUSAKI
堤氏が彼らに楽曲を依頼したのは、ドラマ自体を良いものに仕上げたいという気持ちはもちろんです。
しかし、THE RiCECOOKERSの存在を日本の多くの人に知ってもらいたいという想いもあったのではないでしょうか。
数は少なくても、自分たちの音楽を評価してくれる人が居ればどこかで広がっていくものですね！
ちなみにシングルは英語バージョンがタイトル曲になっていますが、先に出来たのは日本語バージョン。
日本語バージョンが良かったため、英語バージョンも作るという流れになったそうですよ。
数曲のデモの中から、まず日本語詞の「波のゆくさき」が選ばれた。さらに堤は英語詞のヴァージョンも希望した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/NAMInoYUKUSAKI
全10パターンに渡るアレンジ
「波のゆくさき」はドラマのタイトルバックに合わせて、なんと全10パターンものアレンジが用意されています！
これは相当なこだわりですね。
単純に雰囲気を変えたいだけなら、別の曲を用意するということも出来たはず。
それほどまでにこの曲がドラマと合っていたということでしょうか。
もはや「SPEC」と「波のゆくさき」は切っても切れない関係になっているでしょう。
同ドラマのタイトルバックは、週1回放送・全10回の全てで違う映像を使用することになっており、それに合わせて10パターンのアレンジを依頼された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/NAMInoYUKUSAKI
この10パターンのアレンジが収録された「NAMI no YUKUSAKI ～TV SPECial COLLECTION」も発売されています！
気になった方はチェックしてみてくださいね！
「SPEC」ってどんな話？
そうなると「SPEC」がどんな話なのかも気になるところですね。
ここでも簡単に触れておきましょう。
捜査一課が手に負えない超能力などを使った特殊な事件を捜査するために警視庁公安部が設立した未詳事件特別対策係、通称“未詳（ミショウ）”に配属されたIQ201の天才であり、変人の当麻紗綾と、警視庁特殊部隊 (SIT) 出身で叩き上げの瀬文焚流の2人の捜査官が、常人にはない特殊能力（SPEC）を持った犯人と対決する姿を描く。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SPEC〜警視庁公安部公安第五課_未詳事件特別対策係事件簿〜
犯人が特殊能力を持っている設定が他の刑事ドラマとは異彩を放っていますね。
「波のゆくさき」は不思議な感覚と力強さが混在する1曲。
これには特殊能力のミステリアスさと、犯人に立ち向かっていく力強さが表現されているのではないでしょうか。
ドラマが気になるという方は公式サイトも覗いてみてください！
