【I$M】のリリース情報
アルバム「777 ~TRIPLE SEVEN~」に収録
【I$M】は2012年にリリースとなったアルバムに収録されています。
アルバムタイトルは「777 ~TRIPLE SEVEN~」。
7人で迎えた7枚目というアルバムの節目。
メンバーたちにとっては思い入れの深いアルバムとなったことでしょう。
タイトルにも7という数字を押し出し、インパクトを与えています。
作詞家7人の超大作!
【I$M】の特徴は、作詞家が7人もいるということです。
通常1人の作詞家に1人の作曲家で1つの曲が誕生します。
しかし1曲に7人の作詞家が参加するというのは非常に異例です。
しかしこれには理由があります。
参加している作詞家はどれもAAAにゆかりのある人ばかりです。
さらに7人という数字はメンバーの人数と同じ。
そう、7人の作詞家はそれぞれがメンバーを表すような歌詞を手掛けているのです。
メンバーがそれぞれ自分自身を描いた歌詞を歌い上げる同曲。
7枚目のアルバムにしてメンバーそれぞれが自分と向き合う機会になったのではないでしょうか。
西島パート
胸に秘めているもの
優しさのナイフなら
自分から抜かない
やすらぎが続くなら
振り翳したりしない
出典: I$M/作詞:Goro Matsui,Kenn Kato,BOUNCEBACK,kenko-p,leonn,Kyasu Morizki,Mitsuhiro Hidaka 作曲:Kazuyuki Akita
ここの歌詞ではメンバー西島が胸に秘めた想いを歌います。
胸の奥に隠しているもの、それは優しさです。
彼が願うのは平穏。
それが邪魔されることない限りは穏やかな気持ちを持って、常に人に優しく接します。
しかし時にはそんな平穏な毎日が阻害されることも。
そんな時には自分自身を守るためにも立ち向かいます。
優しさと険しさのせめぎ合いが描かれているのがこのパートです。
優しさと強さ
このままいつまでも
眠り続けたい
けれど錆びつかない
永遠の願い
出典: I$M/作詞:Goro Matsui,Kenn Kato,BOUNCEBACK,kenko-p,leonn,Kyasu Morizki,Mitsuhiro Hidaka 作曲:Kazuyuki Akita
この歌詞では優しさを刃物で比喩しています。
本来であれば、穏やかで温かいものであるはずの優しさ。
しかし優しさはただ柔らかいものばかりではありません。
時には人を守る剣にもなりうるのです。
そんな優しさから派生する人の強さの重要性を西島パートでは教えてくれています。
浦田パート
勝負へまっしぐら
絶対の条件は
感情に任せて
迷走も迷宮も
思うまま身を投げて
どうなってゆくのかは
どうでもいいくらい
ひろがる心には
問わない答え
出典: I$M/作詞:Goro Matsui,Kenn Kato,BOUNCEBACK,kenko-p,leonn,Kyasu Morizki,Mitsuhiro Hidaka 作曲:Kazuyuki Akita
浦田パートにはひときわ勢いがあります。
常に全身全霊、迷うことなく勝負に挑んでいく姿がクールです。
彼もまたそのような気質なのでしょうか。
感情の向くまま、気の向くままに仕掛けられた勝負には挑んでいく。
そんな様子がありありと分かります。