『桔梗が丘』は配信限定曲としてリリース
子を思う親の愛情を感じられる楽曲『桔梗が丘』は、2013年10月にリリースされた平井堅さんの配信限定シングルです。
前作の35thシングル『告白』から1年半後、所属レーベルを移籍してから初めてリリースした曲でもあります。
プロデュース・編曲は大橋トリオさんが担当されているんですよ。
iTunesの音楽ランキングでは最高順位3位を記録しました。
こちらの曲はレコチョク・iTunes Store・Amazon.jpにて購入可能。下記のCDにも収録されています。
タイアップはミサワホーム!心温まるCM
皆さんはこちらのCMを覚えていますか?
家族団らんで食卓を囲むシーンから始まるこのCMは、2012年に流れたハウスメーカーミサワホームのCMです。
『桔梗が丘』はミサワホーム創立45周年記念ソングのタイアップ曲でもあります。
悔しい思いに心を塞ぐ、ちょっと成長した息子…。
そんな息子の部屋を心配そうに見つめるお父さん…。
時が経つに連れ、家族はそれぞれ、別の環境で過ごす時間が増えるものですよね。
それでも帰る場所は同じ"家"。
『桔梗が丘』をBGMにしたこちらのCMは、そんな"家"の温かさを私たちに伝えてくれるCMに仕上がっています。
未視聴の方はぜひ一度ご覧になってみてください!
MVの舞台にも!『桔梗が丘』は平井堅のホームタウン
タイトルとなっている『桔梗が丘』。すでにお分かりの方も多いがと思いますが、実は地名です。
場所は三重県名張市。
名張市はお隣に位置する伊賀市と共に、かつて忍者が住んだ伊賀の国として知られています。
桔梗が丘は平井堅さんの故郷でもあります。
大阪で生まれた平井堅さんですが、2歳の頃、桔梗が丘へ引っ越してきたとのこと。
ちなみに、CDのジャケットで平井さんのバックに写っているのは近畿日本鉄道(近鉄)大阪線 桔梗が丘駅の駅名標です。
平井さんはこの駅をよく利用していたんですね。
MVでは平井さんの実家が登場!
MVは「平井」という表札が付いたお家の外観から始まります。こちら、実際の平井さんのご実家だそうです。
イントロで掃き掃除や食事の準備をしているのは、本当の平井さんのお母さん。
バックでは平井さんの優しい歌声で次の歌詞が歌われ始めます。
「ただいま」の声が小さい時は
心配で仕方が無いんだけど
丸くなった背中に手を当てて
できるだけ優しい声で言おう「おかえり」
出典: 桔梗が丘/作詞:平井堅 作曲:平井堅
平井さんご自身も桔梗が丘に帰省して、このMVを撮影しました。
三重県名張市出身の方々にも嬉しいMVですよね!
MV内では、近鉄の電車に揺られていたり、ご自宅周辺と思われる住宅街を歩いたりする平井さんを見ることができます。
撮影はすべて思い出の地で行われたとのこと。
地元の風景を味わいながら家路を辿る平井さんを見ていると、地元へ帰省したときの懐かしい気持ちが思い起こされます。
平井さんの好物をふるまうお母さん
MVの最後には、お母さんが平井さんへ好物のすき焼きを振る舞うシーンもあります。
YouTubeで公開されているMVでは、曲の合間でメイキングの様子を見ることができます。
温かいご自宅での風景に、見ている私たちの心も温まる映像となっているので、必見です!
親心を細やかに表現…『桔梗が丘』歌詞情報
先に少しご紹介したイントロの歌詞はバックコーラスのハーモニーに乗せて歌われます。
「ただいま」という導入は、聴く人の心をグッ掴む言葉ですね。
"帰ってきた声でだいたいわかるのよ"
亡くなった私の母が昔、そう言っていたのを思い出しました。
それでは、歌詞の続きをご紹介します。