綿飴 feat.IA【四季刻歌】歌詞の意味を徹底解釈！「私」の願いって？孤独を嘆く心情を紐解く...

「君」と離ればなれになってしまった主人公。

ここでは、彼女自身が自問自答をしています。

自分にできることは一体何なのか。

その答えは、このパートの3〜4行目で表されています。

「春夏秋冬」、季節が変わり続けても、歌い続ける。

それが主人公にとってできることだといいます。

きっと、「君」にその声を届けるためなのでしょう。

どれだけ時間の流れが異なっていたとしても、続けることでいつか届くかもしれない。

そんな想いを感じられます。

主人公は、その歌が「君」に届くことを祈っています。

それは、未来に向けて歌う歌です。

彼に届けるために、時空を超えて、その歌声が響くことを願っているのでしょう。

3行目の鉤括弧内の言葉は、2人でいる時に彼から言われた愛の言葉への返答です。

歌うことで、その想いを届けようとしています。

きっと、「君」はとても未来を生きているのでしょう。

そのことが4行目から分かります。

しかし本当に想いが込もった言葉は、時さえも越えるのかもしれません。

そんなことを思わせるような切実さに溢れた歌詞になっています。

この楽曲で、綿飴が描きたかったのは、叶わない恋の物語なのでしょう。

キーワードとなっているのは時間。

時は進めることも戻すこともできないということを思い知らされる楽曲です。

お互いに異なる時間の中で生きる2人が、離ればなれになる様はとても切なく感じます。

綿飴の代表曲ともいわれるこの「四季刻歌」。

その切ない世界観に魅了される1曲です。

綿飴 feat.IAの「四季刻歌」をご紹介しました。

切ない悲恋の物語を和風な世界観で描いた、綿飴のオリジナリティの光る楽曲。

今回の意味解釈によって、その世界観を更に深く理解してもらえていたら嬉しいです。

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