頭脳警察とは「無冠の帝王」の名にふさわしい潔いバンドだと思います。

デビューアルバムの発禁や度重なる規制により自由を奪われたことは大変な試練だったと思います。

「頭脳警察1」のアルバムジャケットはあの三億円強奪事件の犯人のモンタージュ写真ですね。

挑発的なアルバムジャケットが内容の危うさを物語っていたようです。

長引くベトナム戦争の最中激化する学生運動の鎮圧と共に闇に葬られた多くの楽曲があったのは残念ですね。

既成概念を壊して新しいものを作ることはとても勇気のいることですし傷つくことの方が多かったはずです。

ですがそのことは頭脳警察のその後の活動の大きなエネルギーにもなったのではないでしょうか。

怒りや屈辱といったものをみごとに昇華させ、そのあとも沢山の名曲を発表されています。

「頭脳警察1」から全部集めることができるのはファンにとってはとても幸せなことです。

という訳で一曲でも多く頭脳警察の曲を聴いてその魅力に触れて頂ければと思います。

次でその他の曲も紹介しますね。

頭脳警察関連曲紹介

頭脳警察~「ふざけるんじゃねえよ」

定番中の定番、何度聞いてもかっこいいですね。

1972年に発表された「頭脳警察3」の収録曲です。

この曲は映画「鉄砲玉の美学」の主題歌にも使われました。

この映画任侠映画の新しい路線を切り開いた記念すべき作品のようです。

頭脳警察~「万物流転」

この曲は冒頭でも紹介しました「頭脳警察7」に収録された曲です。

パンクな曲とはがらっと変わった雰囲気で頭脳警察の引き出しの多さも知ることができます。

詞の内容も現代の神話のようなとても幻想的な歌詞です。

PANTA氏は他のシンガーなどに楽曲提供も沢山なさっています。

OTOKAKE関連記事

ここから先は頭脳警察に関するOTOKAKE関連記事のご紹介になります。

同じ1970代に世間を賑わせたアーティスト井上陽水に関する記事の紹介です。

代表作「傘がない」の時代背景が詳しく解説されています。

是非ご一読ください。

楽曲に時代を映すシンガーソングライター、井上陽水。『少年時代』『リバーサイドホテル』『いっそセレナーデ』など数々のヒット曲を世に送り出してきました。 今回はその中のひとつ、『傘がない』をめぐるさまざまな情報をお届けします!

同じく井上陽水1970年代のヒット曲「夢の中へ」に関する記事です。

ユニークな歌詞解説です。

井上陽水都市伝説も興味深いですね。

こちらも是非ご一読ください。

『少年時代』『リバーサイドホテル』『いっそセレナーデ』など、時代を映す曲をプロデュースしてきた井上陽水。自身が作詞・作曲を手掛けたもののほかに、カバー曲や異色のアーティストとのコラボレーションなど、アラウンド70という年齢を感じさせません。今回は彼のヒット曲のひとつ、『夢の中へ』にフィーチャリングしてみました。

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