失恋ソングだけどポジティブな曲調!
ロックでアップテンポなイントロが始まりを告げる
「あの頃から」は、マキシシングル「歩み」に収録され2009年1月に発売されました。
ベストアルバム「いままでのA面、B面ですと!?」にも収録されています。
一度聞くと耳に残る、GReeeeNらしいストレートさが魅力の失恋ソングです。
しかし「あの頃から」は、ロックなアップテンポのイントロで始まります!
タイトルからも想像できるように、失恋してすぐの曲ではありません。
少し前の失恋を思い返しながら、テンポよく振り返る歌詞の曲になります。
ゆっくりした曲調ではなく、アップテンポな失恋ソングは新鮮です。
切ないメロディーラインも
失恋というテーマのわりに、元気の良い曲調で始まった「あの頃から」。
それだけでなく、切ないメロディーラインも魅力です。
特に、navi(ナビ)の歌うパートは、そのメロディーラインとマッチしています。
naviの透き通った声は、元気な曲調に違った表情を与えています。
元気な振りをしていても、センチメンタルになるときがある。
そんな失恋のほろ苦い思い出をあらわすメロディーですね。
1番の歌詞をじっくり掘り下げよう
出だしから急なお別れメールに驚く「僕」
いつもの日付が変わろうとした時 僕の携帯が音を出し光る
ウトウトしていたが 目が覚めるmail
絵文字も「。」もない 味気ないmailで
出典: あの頃から/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
別れようという言葉はなくても、想像がつく彼女からのさようなら。
それが何の前触れもなく味気ないメールできたら…。
確かに、目の覚めるような失恋エピソードですね。
理由わからない 気持ちはかない 一通の便り
それは一方通行で 何もできず ただSTAY
出典: あの頃から/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
この歌詞からもわかるように、茫然自失の「僕」。
女性目線で見ると、別れを告げるには理由があるのかも。
ただ、一方的に別れのメールという関係の終わらせ方はひどいですね。
別れの原因について、話し合えず終わるのは辛いものです。
落ち込むしかできなかった自分を振り返る
涙を拭いた 悲しみも拭いた かなり時間がかかった
あいつの声や何気ないクセが 何かと脳裏に浮かんだ
あの時 落ち込むしか出来なかったが 今は平気なんだから
新しい出会いはどこにあるかな?
出典: あの頃から/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
元彼女のクセや声などが、ふと頭に浮かぶたびに辛い気持ちに。
失恋したことがある人なら、「わかる!」となるのではないでしょうか。
理由のわからない別れに、戸惑う様子が悲しげに伝わってきますね。
1番に出てくるこのパートは、まだ強がっているようです。
2番の歌詞で起こる衝撃の事件
失恋後に立場の違いを実感
懐かしいアイツ こっち気付かず ナイスガイ引き連れ
笑い顔 変わらず 楽しそうに 腕組みながら
出典: あの頃から/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN