【GReeeeN/あの頃から】失恋を歌った歌詞を解説！成長を感じる1番と2番の歌詞の違いに注目しよう

初めのパートで宣言されているのは、傷心した人たちへのエールです。

人生という長い時間の中で考えてみようという深い内容になっています。

GReeeeNの、「失恋」を成長するきっかけにしてほしい想いが伝わります。

「新しい未来」は「新しい恋」につながるメッセージ。

そして歌詞の中にある「新しい出会い」を指しているといえるでしょう。

歌詞とは違った、詩的で哲学的な内容が含まれたラップ。

GReeeeNの大切な世界観を表しているので、聞き逃さないようにしたいですね！

この次のラップパートは、2番の後になります。

2番の歌詞の内容を受けて、さらに励ましてくれる内容。

「前に進め！」という掛け声が勇気をくれます。

最後の「疲れた」という単語も気になります。

きっと、失恋したことのある人には共感できるのではないでしょうか。

過去の「たられば」を繰り返し、もう一度やり直せたらという未練を捨てきれない。

そうした状態に疲れてしまうこともあるでしょう。

このラップは失恋に共感し、さらに励ましてくれるのがうれしいポイントです。

ラップパートが1番と2番の心境の変化を手助けしてくれているようです。

歌詞を通して時間の経過が失恋の傷をいやしていくことがわかります。

失恋してすぐは、なぜ別れたかもわからない状況でした。

その1番では強がりにしか聞こえなかった「平気なんだから」という歌詞。

しかし、2番で元彼女が幸せな恋を手に入れた姿を見て、我に返ります。

その時にふっきれて、強くなった自分に気づくことができたのでしょう。

そこで2回目の「平気なんだから」で変化を感じます。

始めは、辛かった気持ちも、徐々にやわらいできたことも見えてきます。

3回目の「平気なんだから」は完全に立ち直っている状態といえますね。

失恋ソングというと、彼女を想って泣いたり、幸せを願ったり…

弱弱しく、元彼女を崇め続けるイメージがあります。

しかし、この曲では、ふられた理由もわからない鈍感さも見えます。

元彼女もすぐに新彼氏を作っていて、意外とリアルです。

それを見て、泣き崩れることがあったかもしれないと自分で白状しています。

さらに、話がしたくて！と未練がましく引きずっているところも…。

細部にわたって、本当にありそうな失恋の描写が見られます。

GReeeeNらしい、嘘のない歌詞に共感が集まるでしょう。

だから、「時間が解決してくれる」という慰めも受け入れられるようになります。

本当の感情しか歌わない彼らが生みだしたからこそ、リアルに胸に響く失恋ソングですね。

失恋してすぐの衝撃と、後悔がにじみだす1番。

見たくない場面を見てしまった衝撃の2番。

悩むことに疲れ、自分と向き合い、前を向けたラストパート。

時間経過とともに、段階的に回復し、成長していく様子が伝わります。

男の子も女の子も、失恋したてに聞くと、希望が持てる一曲ですね。

失恋した時は、うじうじと悩んでしまうのもしかたないことです。

そんな時には、この曲をエンドレスで流すことがおすすめ。

失恋してしまうことも、人との出会いに積極的でいるからこそ。

曲の始まりのラップのように、失恋を人生のプロセスととらえることが大切です。

失恋は時間が解決してくれると思える、GReeeeNの嘘のない応援歌になっています。

この曲と一緒に発売された「歩み」も前向きな曲です。

OTOKAKE(オトカケ)の記事で紹介しているので、こちらからご覧くださいね。

他にも、テイストの違うGReeeenの失恋ソングが気になった方は、こちらの記事をご覧ください。