23rdシングル「BLUE」収録楽曲

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「夜よ踊れ」はNEWSの23枚目のシングル「BLUE」の通常盤に収録されている楽曲です。

このシングルの表題曲は、日テレ系のロシアW杯のテーマソングでした。

シングルは初回A、B盤と通常盤の3形態で、「夜よ踊れ」は通常盤にのみ収録されています。

ヒロインとの出会い

憂鬱な月曜日に楽しむ恋

愛に浸る者たちには 窮屈すぎる摩天楼さ
だるいジャズの繰り返して 踊るBlue Monday

出典: 夜よ踊れ/作詞:篠原とまと 作曲:伊藤賢・辻村有記

1番の歌詞は、愛に浸るという表現からはじまっています。

これは恋愛を楽しみ、時にはアバンチュールな恋もしているのではないかと想像させる表現です。

天に届くかというほど高くそびえた建物が窮屈に見えるほど並び建っている街に、主人公はいます。

その街の一角にあるクラブでしょうか、訪れた店ではジャズ音楽が流れ続けているようです。

主人公はその音楽に乗ってテンションが上がっている、という感じではありません。

歌詞からはジャズにあわせてけだるく踊っているような雰囲気が感じられます。

最後の歌詞は直訳すれば青い月曜日、ですが、Blueは憂鬱な気分を表す時にも使用される言葉です。

この場合、憂鬱な月曜日であると考えられます。

不恰好に着飾ったヒロイン

裂けたドレス やりすぎのルージュ
不格好なbijouterie
鈍い斜光で輝いてSo Nasty!

出典: 夜よ踊れ/作詞:篠原とまと 作曲:伊藤賢・辻村有記

この歌詞では、着飾っているヒロインが想像できます。

しかしその衣裳やメイクは品の良いものではなかったようです。

ルージュはきれいにぬれば品良く艶やかになりますが、塗りすぎてしまっていては下品にとられてしまいます。

さらに、そのヒロインには不釣り合いで不格好な宝石を身につけているようです。

彼女が身につけているものが店内の鈍い光で輝く姿は、とても見ていられないほどひどいものでした。

あんまりな姿のヒロインに、主人公は興味を持っているように読み取れます。

偽りの中に隠れた本能

飾られた虚構-tic tac,tic tac-
隠された本能-tic tac,tic tac-

出典: 夜よ踊れ/作詞:篠原とまと 作曲:伊藤賢・辻村有記

これはサビ前の歌詞です。

直前のヒロインが、不釣り合いなもので着飾っていたことを表しているのでしょう。

張りぼての見栄は空虚なもので、中身がなく、偽りだけで形作られています。

その張りぼては何のために作られているのでしょうか。

おそらく、男性を惹きつけるためのものだと考えられます。

張りぼての中には、燃えるような恋を楽しもうとする本能が隠れているような雰囲気が漂っている歌詞です。

チクタクという時計の針の音から、少しずつ虚構が剥がれ、本能が現れてくるように感じられます。

どんな恋も真剣勝負

始まった勝負

真剣勝負で臨みたいね
天井桟敷のダンスホール
揺れる 揺らす 躰にbump
秘密は守りません

出典: 夜よ踊れ/作詞:篠原とまと 作曲:伊藤賢・辻村有記

1番のサビ部分の歌詞です。

主人公がヒロインへアプローチをかけ、恋の駆け引きが始まった様子が思い浮かべられます。

互いに音楽に合わせて身体をゆらし、その間にふれ合っているようです。

この関係はもしかしたら不貞な関係で、秘密にしないといけないものかもしれません。

しかしその秘密を守る気は、主人公にはないようです。

それはこの関係はこの時だけのものと割り切っているからかもしれません。