カネコアヤノ【愛のままを】歌詞の意味を徹底解説！お守りみたいな言葉とは？なぜその言葉を言えないの？

「雲がひとつもない」といっているので、要は快晴ってことですね。

「久しぶりの天気」ということは、晴れの日が少ない時期(=梅雨や雪の時期)なのかもしれません。

とても気持ち良く晴れた日って、なぜか不思議と悲しい気持ちや切ない気持ちになったりしませんか？

この歌詞では、その何とも言えない気持ちを、

「泣かせた誰かのこと思い出したって仕方がない日」という言葉で表現しています。

遠い昔、自分のせいで誰かを泣かしてしまった思い出。

胸の奥がチクリと痛むようなちょっぴり悲しい出来事を思い出してしまうような日ということなのでしょう。

しかし、今更そんなことを思い出したところで、どうしようもないのです。

ちょっぴり悲しい出来事を思い出してしまったせいで、少しブルーな気持ちになった歌詞の主人公。

しかし、今更どうすることもできない思い出をほじくり返しても仕方ないので、

できるだけ上を向いて、明るい気持ちを取り戻そうとしているのかもしれません。

「子猫」というのは「どうすれば良いか分からない気持ち」を表しているように感じられます。

やり場のないブルーな気持ちをどうすればいいのか、分からない主人公。

よく分からないから、とりあえず空を仰いで気持ちを整理しようとしているのです。

こんな何とも言えない気持ちになったことがある人は、きっと多いのではないでしょうか。

美味しいものを食べること、遊ぶこと、恋をすること。

どれも心がワクワクドキドキするものばかりですね。

ブルーな悲しい気持ちを吹き飛ばすには、

やっぱりワクワクドキドキできることをするのが一番ということなのでしょう。

「結いた髪の毛」というのは、恐らく真面目な状態を指していて、

「乱れる」というのは、はっちゃけている状態を指しているのかなと感じました。

生真面目に自分の心と向き合って責め続けても、精神的にあまり良い結果を出せないこともあります。

それよりも、もっとお気楽になって、はっちゃけてしまった方が心が楽になるのではないでしょうか。

時には自分を甘やかしたり、心のままに動くことだって大事なのです。

「あなたには恥ずかしくて～」といっているので、

この歌詞の主人公にとっての「お守りみたいな言葉」は、照れくさくてあまり誰にも言いたくない言葉なのでしょう。

それでも、この主人公は今日も「お守りみたいな言葉」を思い出して暖かい気持ちを取り戻し、

周りの人たちに愛情を注ぐようにしています。

過去に受けた愛情をそのまま返すようなつもりで、接するようにしている主人公。

「燃える想い」といっているくらいなので、とても大きな恩返しをしようとしているのでしょうね。

「愛のままを」の歌詞を見ていると、不思議と心が癒されますし、周りの人へ恩返しをしたくなりますね！

この楽曲を聴きながら、家族や恋人、友達といった大切な人たちの顔を思い浮かべてみるのも良いかもしれません。

色々な人への感謝を歌った楽曲をもっと聴きたい！という方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

誕生日に贈るのにぴったりな心温まる楽曲の特集。

父の日や母の日などに両親へ贈りたい楽曲の特集。

どちらも優しい気持ちになれる楽曲がたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてくださいね！