バブリー世代のツインボーカルバンド

バービーボーイズ【女ぎつね on the Run】歌詞の意味を解説!ふたりの関係は?集まって踊る理由の画像

BARBEE BOYS (バービーボーイズ)1984年にデビューしました。

男女ツインボーカルが魅力の男女5人バンドです。

当初バービーボーイズは名称通り、男性バンドでした。

紅一点の杏子が加入して以来、バービーボーイズ人気に火がついたのです。

KONTAと杏子の掛け合いが絶妙で、一度聴くと病みつきになるでしょう。

バービーボーイズは1992年に解散し、2018年に再始動しました。

時を経てもその人気は衰えていません。

昭和のバブリー時代を駆け抜けたバービーボーイズは、当時多くの若者を魅了しました。

バービーボーイズの曲を聴くと、日本のバブル時代を懐かしく思い出すという方は多いでしょう。

CM曲では「子ぎつね」

「女ぎつね on the Run」バービーボーイズの7枚目のシングルです

この曲はメンバーいまみちともたかが、1987年にCMソングとして作詞作曲を手掛けました。

女ぎつねという言葉の印象があまりよくないからと、CMでは子ぎつね歌詞が変更されたようです。

楽曲反響があまりにもよかったので、「女ぎつね on the Run」シングルリリースする流れとなりました。

ボーカルであるKONTAが奏でるサックスにも、心を奪われたという人は多いことでしょう。

「女ぎつね on the Run」というなんとも個性的な曲名ですが、一体どのようなストーリーなのでしょうか。

歌詞の意味を紐解いていきましょう。

絶妙なかけあい

邪魔

笑ってないし ジャマっけだって 目して
誘っちゃ ヤバそうな夜

出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか

まずは、KONTAが口火を切ります。

性ボイスなので、男性の心の声をそのまま歌っています。

この彼の目の前には、気になる女性がいます。

彼は彼女に、今夜はもっとお近づきになりたかったのでしょう。

しかしながら、彼女にかなり警戒されています。

彼はなぜこれほどまでに気嫌いされているのでしょうか。

意中の彼女から、あからさまに邪魔者扱いされています。

警戒心

気づいてたって あせってこんなとこで
さわってくるのは なぜ?___やだ

出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか

次のフレーズでは、KONTAに代わって杏子女性の心の内を歌います。

この男女は互いに面識があるようですが、彼女は彼にやはり相当嫌悪感を抱いている模様です。

恐らく過去には、彼に誘われて彼女は素直に応じたのでしょう。

そのため彼は今夜、彼女とさらに親しくなりたかったのです。

けれども、彼女にとって彼の行動は馴れ馴れし過ぎるようで、かなり引いています。

彼女には、彼の軽率な行動が理解できないようです。

キャッチボール

険悪

黙ってないで 怒ってないで
こんなんじゃ 気まずいムード

出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか

彼は、彼女のとる思いがけない威圧的な行動に困ってしまいます。

彼女に嫌な思いをさせている理由については、考えないのでしょうか。

なぜ彼女が機嫌を損ねているのか全く分からず、自らの行動について反省もしていないようですね。

ただただ彼女の冷たい態度を、改めて欲しいと思っているだけです。

茶番劇