歌詞を解説!

一人で空想にふける主人公

ひとり 部屋の隅の方で
ただ物思いにふけてる
もしも みたいな空想さ
人が聞けば笑い話

出典: きみがいいねくれたら/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

なんとなく、この歌詞の主人公は良く部屋にひとりでいる時間が多いような印象を受けます。

MVヒゲきゃりーのようにひきこもっている、とも受け取れますね。

そんな主人公の頭の中ではいったいどんな空想が生まれているのでしょうか。

自分でも突拍子がない話だと思って自信が無いようですが…?

他の人と同じということに疑問を抱く

同じでいいの? ありふれたものを
追い求めても届くって 保証がないなら
素直になりたい 不安しかないけど

出典: きみがいいねくれたら/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

主人公が空想していたのは人と違うことを始めること。

他の人がしている同じようなものは、なかなか目に留まりにくいということに気づいたようです。

つまり二番煎じをやめようというわけですね。

他の人と違うことをするのはリスクが高い行為でもあります。

主人公も新しいことをして、受け入れられるかどうかが心配なのでしょう。

いいねをもらうことがパワーに

きみがいいねくれたら
きみがいいねくれたら
みっともない じっとしていれないの
離れたくない ボクのせいいっぱいの
キラキラしたいよ 隣じゃなくても

出典: きみがいいねくれたら/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

憧れの人から「いいね」をもらった主人公はついつい舞い上がってしまいます。

嬉しいのはもちろんですが、それに対して反応を返さずにはいられないのでしょう。

もしかしたら推している有名人から「いいね」をもらったのかもしれませんね。

自分の投稿で「いいね」を貰った時のスクリーンショット画像を載せたりするのでしょうか。気持ちは良く分かります。

そして、たった1回の「いいね」でも、それは主人公にとって大きな意味を持つもの。

あの人みたいになりたいという原動力になるのです。

せいいっぱい背伸びして

勇気を出してみた

暗い 部屋の隅の奥で
ただ物思いにふけてる
もしも みたいな空想さ
人が聞けば笑い話

きみがいいねくれたら
きみがいいねくれたら
みっともない じっとしていれないの
傷つきたくない ボクのせいいっぱいは
弱い弱い みんなが思うよりも

出典: きみがいいねくれたら/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

自分に自信が無かった主人公。

「いいね」で少しづつ彼(彼女)の中に変化が起きてきたようです。

これまでは背伸びして自分を良く見せようとしていました。

そのせいで、今は期待が大きくプレッシャーとしてのしかかります。

不安に押しつぶされそうになる主人公が目に浮かびますが、何とか勇気を出そうとしているのも伝わります。

すぐに返ってきた反応に興奮