沈んで どろどろになって
転んで びりびりになって
がらんどう 痛みと番っていくブルース
isolation dope
出典: 七転八倒のブルース/作詞:THE PINBALLS 作曲:THE PINBALLS
我を忘れるように叫んでいるサビの部分です。
ここはまさしく「七転八倒」、沈んで、転んで、尚も表現し歌い続ける。
無我夢中な心情を歌い上げています。
サビの畳み掛けるようなテンポも耳に残ります。
「isolation」は「孤独」,「dope」は「薬」を意味します。
サビでは孤独な叫びが歌われているわけですね。
抵抗し続ける精神
2番のサビ前までの歌詞がこちら。
憂いはひとりでに 憂いになっていく
徒党はひとりでに 徒党を組んでいく
単純できりがないけど 理由になっていく
進んでは退がってばらまいて
言いなりになんてなってしまうもんか
出典: 七転八倒のブルース/作詞:THE PINBALLS 作曲:THE PINBALLS
こちらもまた同様に抵抗し続ける歌詞になっています。
言いなりになりたくない、そんな精神を表していますね。
全体的に抽象的な歌詞になりますが、その分かりにくさ、荒々しさがより一層がむしゃらな心情を表現しています。
そして″七転八倒″なサビへ
沈んで どろどろになって
転んで びりびりになって
染み込んで ぎらぎらになるまで
火をつけるこの
沈んで どろどろになって
転んで びりびりになって
失って 火をつけるこのブルース
isolation dope
出典: 七転八倒のブルース/作詞:THE PINBALLS 作曲:THE PINBALLS
そしてまた転んで、沈んでいく。
この暗くもインパクトのあるメロディがホラーアニメのオープニングにとてもマッチしています。
雰囲気もすごく上手く表現しているように感じます。
ここから痺れるようなギターソロに繋がります。
ギターソロも荒々しく動き回り、鋭い音色で感情を表現していますね。
全体を通してがむしゃらなイメージを全面に押し出した楽曲になっています。
心の叫びが緊張感を持って伝わってくる映像と曲ですね。
NEMBER SEVEN
タイトルに隠された意味
前述で紹介した、彼らのメジャーデビューアルバム「ナンバーセブン」。
曲数が7曲のミニアルバムとなっています。
彼らのインディーズからのアルバム、実はほぼ全て収録曲数が7曲に統一されているのです。
このアルバムの曲にはほぼ全て7にまつわるテーマが含まれているそうです。
七転八倒のブルースも7が含まれていますよね。曲の演奏時間はほぼ3,4分と聞きやすいです。
七転八倒のブルースは暗いがむしゃらなイメージがありますね。
しかし、同アルバムの「ひとりぼっちのジョージ」、「重さのない虹」はさわやかで気持ちいいロックナンバーとなっています。
「ひとりぼっちのジョージ」は応援してくれるファンの為に作った曲でもあるそうです♪
今回ご紹介した「七転八倒のブルース」はこのアルバムの2曲目に収録されています。
これからの期待値
今後も目が離せない!
メンバー全員が同級生、今までメンバーを変えたことがないという彼ら。
10年以上の時間を得て成熟しながらも、彼らの表現を追求していく姿勢。
そんな彼らがこれからどんな音楽をつくっていくのか、どんな世界観の曲を作ってくれるのかとても楽しみです♪
彼らの今後にとても期待しています!!
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