FLOWの【メロス】はこんな曲!
2003年リリースのアルバム曲
1998年から活動を続け、2003年にメジャーデビューをして以来、世界でも活躍する『FLOW』。
今回はそんな彼らの楽曲の中から、インディーズ時代最後の楽曲【メロス】をご紹介します。
インディーズ時代に海援隊の『贈る言葉』をカバーして一躍人気になった彼ら。
2004年から人気アニメ『NARUTO』の主題歌に採用され、これまでに多くのシリーズを担当してきました。
その反響もあって2010年には世界進出を果たし、一躍世界的アーティストとなった5人組バンドです。
そんな彼らのインディーズ時代の名曲【メロス】はリスナーの背中を教えてくれるような応援ソングとして人気。
今回は本楽曲の歌詞に注目して、その中身を徹底考察していきます。
最後まで是非楽しんでご覧ください。
収録されているアルバム『SPLASH!!!〜遥かなる自主制作BEST〜』とは
記念すべきファーストアルバム
【メロウ】が収録されているのはメジャーデビュー1stアルバムです。
タイトルは『SPLASH!!!〜遥かなる自主制作BEST〜』。
タイトルの通りインディーズ時代の楽曲で構成されているベストアルバムです。
メジャーデビュー後にも素晴らしい楽曲が多くあるのですが、昔からのファンにとっては大切な1枚。
彼らの原点ともいえるのではないでしょうか。
ちなみに、これまでの売上数でみても最高を記録している伝説的アルバムです。
インディーズ時代の楽曲を聴いてみたい方はぜひこのアルバムを聴いてみてくださいね。
元気の出る応援ソング♪その歌詞を考察してみよう
涙がこぼれても希望はある
夕暮れ染まる街 道急ぐ人の中
何ひとつ出来ずにたたずんでいたね
出典: メロス/作詞:KOHSHI KEIGO、TAKE 作曲:TAKE
2行目の様子から臆病になってしまう人へのメッセージが込められていることがわかります。
1日の終わりに、充実した時間を過ごして帰路に着く人々を横目でみながらシュンとしているのでしょうか。
何もできなかった自分を情けなく思ってしまうことって、誰にでも経験があることだと思います。
周りの人は前に進んでいるのに、まるで自分だけが取り残されてしまったような、不甲斐なさを感じます。
みじめさを感じたりすることもあるでしょう。
時には自分に悔しくなったり、苛立つことだってあります。
そして色んな感情が涙となって流れてくるのです。そんな経験が、読者の皆さんもあるのではないでしょうか。
涙は進むべき道の道しるべ
こぼれた涙が進む道を示す
希望という夢を乗せ 明日へと走れ
この思い届かせて高らかにSing my song
出典: メロス/作詞:KOHSHI、KEIGO、TAKE 作曲:TAKE
例えば、何もできない自分が悔しくて涙を流したとしても、それは悲しみの涙ではないのです。
涙を流すというのは何とかしたいと思っているから。
自分に対して悔しさや情けなさ、後悔などを感じていないなら流れる涙すらないのです。
そしてその流した涙は無駄じゃないんだということをここでは伝えてくれているようです。
流した涙の分だけ強くなれるとはよく聞くフレーズ。
それくらいの感情を持つことで、次に何をするべきかが見えてくるのではないでしょうか。
でも私たちの未来には希望しかなくて、夢を持つことで前に進むことができるのです。