NARUTOといえば、ザ・週刊少年ジャンプというイメージのバトル系アニメですよね。
子供の頃から嫌われ者で、悲しみと反骨精神とともに育った主人公ナルトが、自分の持っている能力を成長させながら友情や絆を深めていく物語です。
このアニメのオープニングやエンディングで使われた曲は、聞いていると力が湧いてきて元気になる人も多く、今でも人気なんです。
主題歌を歌うFLOWって?
FLOWは5人組のロックバンドです。ツインボーカルで、アニメNARUTOの主題歌で一躍有名になり、その後も疾走感のあるメロディと心を動かす歌詞でファンを増やしています。
ボーカルのKOHSHI(コウシ)と、ギター担当のTAKEは兄弟で、二人ともX JAPANに憧れてギターを始めました。
FLOWを結成する前に組んでいたバンド『WYBURN』時代によくライブを見に来ていた高校時代の友人がKEIGOと、KOHSHIと同じバイト先だったGOT‘S(ゴッツ)、そしてドラマーとして加入したIWASAKIによって結成されました。
「Re:member」はFLOWの中で大事な楽曲!
ボーカルのKEIGOが、2005年、追突事故にあったことにより半年以上活動を休止していましたが、復帰することになった際にリリースされたシングル、それが「Re:member」なんです。
「Re:member」のキャッチコピー
「2006年のFLOWが、今まさに開幕する!!!!!!!」
出典: http://www.sonymusic.co.jp/artist/Flow/discography/KSCL-992
突然ワープする!?PVに込められた意味
PVは、まずキダ・タローさんが楽曲の批評をしているテレビ番組をメンバーで見ているところから始まります。
キダ・タローさんは、「浪花のモーツァルト」として有名な作曲家で、今はラジオパーソナリティやコメンテーターとして活躍されていますね。
そんな番組を楽屋で見ていたメンバーは、KOHSHI(コウシ)の頭痛を心配しながらも、順番が来たので楽曲の演奏を始めます。
パラレルワールドへワープ!?
ドラムのスティックが当たって昏睡状態になったKOHSHI(コウシ)は、その間にパラレルワールドへ行ってしまいます。
パラレルワールドでは、メンバーと一緒にエアロビを楽曲に合わせてしていたり、気づいたらメンバーが半魚人になっていたりとカオスな状態です。
様々なパラレルワールドへ行ったものの、最後には元の世界、元のメンバーの元へ戻ってきます。
おちゃらけてるけど深い意味が!
これは、事故によって休養を余儀なくされてしまったKEIGOのこと、4人で活動をしなくてはいけなくなった他のメンバーのことなんです。
メンバーが1人欠けた状態から、最後には元のメンバーで演奏するという演出で、FLOWは5人メンバーでなくてはいけないというメンバーの想いが表現されています。
また、これからまた5人のFLOWが復帰する、という新たな気持ちと意気込みも伝わって来ますね