「ごめんね」?
わかっているのなら 行動で示してよ
私は待ってる ほら、ほら、ほら
もう油断ばっかしてちゃ
誰かのもとへ行くぞ
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
すぐ謝らなければそれはそれで許せませんが、謝ってもなじられてしまいます。
理不尽だとわかっていても、ダメなものはダメです。
「行動で示してよ」と言いつつも「言葉」も待っています。
そうです。
女の子は欲張りなんです。
しかし、待ってるのも楽じゃないものですよね。
もしかしたら、「油断」してるのではなくどうしていいかわからないだけかもしれませんが……。
「誰かのもとへ行くぞ」とほとんど脅しに近いセリフを吐きかけます。
あぁ、なんて嘘よ、
本気にしないでよね
ごめんってば…
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
「なんて嘘よ」ところっと態度が一変します。
困惑する彼をよそに「本気にしないでよね」と。
「誰かのもとへ行くぞ」は駆け引きを仕掛けたかったのでしょう。
思いっきりから回っています。
というか本気で彼、凹んじゃったのかも。
「ごめんってば…」が、どちらのセリフとも取れるのが面白いと思います。
周囲からの目は…?
「付き合ってるの!?嘘でしょ〜?」
「なんか、意外な組み合わせだね…」
「若いっていいわねぇ〜!
何しても可愛いんだものねぇ〜。
あったあった、私にも そんな頃あったわ〜!」
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
「付き合ってるの!?」「意外な組み合わせだね」など、周囲からは目立って仲が良いという風には映っていなかったようです。
彼も、みんなの前では更に気持ちをあらわにしないということでしょうか。
ライバルが現れたら、本当に彼女を取られちゃうかもしれない感じですね。
「若いっていいわね〜!」からは、近所のお母さんでしょうか?
「私にもそんな頃あったわ〜!」が実にリアルです。
若いことが羨ましいのかもしれませんね。
歌詞の意味を徹底考察!(後編)
改めて彼について
あなたはとても真面目で
不器用でマイペースだね
だけど一途で
影の努力家
私だけが知っている
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
前半の歌詞とかぶりますが、「真面目」「不器用」な彼のようです。
おまけに「マイペース」。
もどかしい限りですが、良いところもちゃんとあります。
それも「私だけが知っている」と思うと更に愛おしく感じられます。
「努力家」はともかく「一途」であることは、高評価に繋がりそうです。
あなたは優しくて
眼鏡の奥の瞳がきらり
乙女心は
すべて見抜いている
他のコは気付かない
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
「眼鏡の奥の瞳がきらり」何か光るものがあるのですね。
優しいだけじゃない、強い何か。
「他のコ」が気が付かないような魅力に気がついてあげられるのは素晴らしいことです。
そんなあなたのことが好きだけど
よく私を見てよ
もっとジッと
前髪少し切ったのよ?
”彼氏”ならみんな
気づいてくれるんだよ?
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介
全て見抜いた上で、彼が好き。
彼にとっての理解者というのは彼女のような存在でしょう。
でも。前髪切ったのには気がついて欲しかった!残念。
確かに少しだからわかりにくいけど……。
前髪ですよ?!
「みんな」が気づくかどうかは統計を取っていないのでわかりません。
しかし、女の子の心情としては必ず気がつくはずという意味でしょう。
結局、最後は……。
ごめんね
わかっているけれど
注文つけていなきゃ
私がもたない ほら、ほら、ほら
もう わがままなんだけど
無茶ばっかを許して
あぁ、なんでいつも、
あなたを責めちゃうかな
ごめんってば…
出典: わかってるのにごめんね/作詞:児玉雨子 作曲:加藤祐介