【わかっているのにごめんね/カントリーガールズ】行動で示して欲しい！歌詞の意味を徹底考察！

乙女のプライドはもはやズタズタです。

彼が鈍いのはわかるけど、文句の一つも言わずにいられない。

それも好きだからなのですが。

「わがまま」だって、「無茶」だってわかっていてもやめられません。

人間わかっていてやめられたら苦労はしません！

後悔しながらも、ついつい口が出てしまう。

冷静に見ると、そういう関係だからうまく続いてきたのかもしれません。

それにしても「なんでいつも、あなたを責めちゃうかな」は、ちょっと小学生らしくないですよね。

可愛く歌ってますが、中年夫婦が放ってもおかしくはないフレーズです。

もちろん、喧嘩ばかりの仲のいいご夫婦が想像できます。

彼女はもうずっと一緒にいる覚悟なのかもしれないと思うと、いじらしいですね。

エンディングのセリフはちょっと恥ずかしくなってしまいました。

「君の気持ちに気付けなくてごめん…」

よく言えました！

結局、その一言が欲しかったのです。

「行動で示してよ」とか散々責めておいて、結局一言でカタがつくのです。

複雑なようで時々単純な乙女心。でもそれでよいのです。

なんかこのまま何年経っても、同じようなことを繰り返す二人が想像できて胸が熱くなりました。

もう、とにかく不器用な男の子とそれをついつい責めてしまう女の子の日常を切り取った歌詞ということになりそうです。

「行動で示してよ」と迫りながらも最後は「ごめんね…」と許し合える。

設定が小学生だけに、コミュニケーションの基本がここにはあるような気がします。

素直に許しあうことができればきっとみんなうまくいきます！

大人になると、どうしてできなくなるのでしょうか。

忘れかけていた、大切なことを思い出させてくれます。

そして相手のことを想うからこそ焦れてしまう乙女心をよく表しています。

「わかっているのにごめんね」というタイトルが言い得て妙だと感じました。

イントロとアウトロのセリフのパートが紙芝居になっています。

遠い日の思い出なのかもしれないと思わせます。

この紙芝居は「山木」が書いたのもだそうです。

歌って、踊れて、絵が描けるなんて、多才ですね〜！

「若いっっていいわね〜」はお婆さんでした。

と、いうように歌詞の世界観がダイレクトに楽しめる構成になっていますね！

個人的には「小関」の男の子役が、妙にハマっていて面白いと思いました。

わかっていてもついつい言ってしまう。

わかっていても素直に謝れない。

共感できるという方が多いところではないでしょうか。

 さて、この記事を最後まで読んでいただいてありがとうございます。

下記リンクもぜひご覧ください。

同じ「ハロー！プロジェクト」から「モーニング娘。」の話題です。