【乾杯/鎮座DOPENESS】鎮座ドープマンって誰だよ！？話題沸騰のMVと歌詞の意味を徹底解説！

すわると映るでライム（韻）を踏んでいますね。

映るからの夢現（ゆめうつつ）で音をかぶせて、次のうつらうつらにつなげていく所が見事です。

簡単に思えるけれど、単なる言葉遊びにとどまらず、きちんと意味が通っている所がすごいです。

曲の中でもフックとなる歌詞がこちら。

飲む時は細かいことを気にせず飲むのが一番ですよね。

悩み事を引きずったり、何で飲むんだっけ？なんて考えていたら、お酒も美味しくなくなってしまいます。

いや、何も祝えることなんてないよ〜、と暗い顔をしないでください。

一度きりの人生を今生きているという事実だけで、十分祝い事です！

同じことをするなら物事は楽しむ方向で考えていった方が楽なはず。

その出発点がお酒というわけです。

もしも「乾杯」の曲を流しながら鎮座DOPENESSとワイワイ歌ってお酒が飲めたら、それはそれはめちゃくちゃ楽しい時間になるでしょうね☆

お酒の音読み「シュ」を駆使して繰り広げられるラップの世界。

集中、収拾、烏合の衆、とつなげていっています。

ここでは鎮座DOPENESSは酒と戯れる代わりに言葉と戯れてるんですね。

彼のラップを聴いてると、日本語でこんなに面白くラップができるんだということに気付かされます。

オリジナリティがあって殺伐としてなくて、意味が分かって、聴いてて楽しいラップです。

調子に乗って次から次へとお酒の瓶を空けていく歌詞。

この部分は時に、曲と合わせて聴くと鎮座DOPENESSのDOPEな才能をより味わえます。

「空けて」の部分なんかは、他アーティストだったら英語を使いたくなるところだと思うのですが、強烈なアクセントをつけて日本語の持つ障壁を突破しています。

それにしても七八本目まで空けてしまうなんて、相当やばいです。救急車か地獄行きです。

お酒は幸せな時間を演出してくれるけれど、飲みすぎて酒に呑まれてしまうのはナシですよ〜！

曲もクライマックスに入る部分。

どうやら主人公は酩酊するほどひどく酔っ払っている様子。

天才バカボンのレレレのおじさんを思わせる歌詞も飛び出して、昭和テイストが盛り込まれています。

酒の勢いなのか、友達や愛する人にむけて偽っていない自分を受け入れて欲しいと主人公は本音をこぼします。

お酒の力を借りると普段言えないことが言えるって時、ありますよね。

うまく相手に気持ちが伝わるといいですね。

いかがでしたか？

鎮座DOPENESSの「乾杯」は「スーダラ節」をはじめとする懐かしの昭和を取り入れたユーモア溢れるMVでした☆

この機会に鎮座DOPENESSの魅力、少しでも読者の皆さんに伝わったなら嬉しいです。