夏の王様（KinKi Kids）タイトルは歌詞の○○と掛けられている!?ドラマ主題歌の今作を紹介♪

「夏の王様」はKinKi Kidsの10枚目のシングル。2000年6月21日にジャニーズ・エンタティメントより発売されました。

まずは歌詞を紹介します。

歌に入る前に掛け声のように入っている言葉です。『どんな意味があるの?』と疑問に思う人も多いようですが、スペイン語の“オ～レ”のようにも聞こえます。意味としては“頑張れ!”という声援のようなものではないでしょうか？

歌詞の最初は『メゲてちゃ ちょっとダメじゃんかBaby』などと、いかにも若者が口にするような歌詞です。

しかし、『メゲているあなたの姿を見たら心配するでしょ、あなたにはいつでも強気でいてほしいんだから、わかってよこの気持ち!』

歌の意味がわかると心にグサッとくるではありませんか。『ニクイ！』と言いたくなりますよね。

そして次へと続いていくのです。

この歌詞を見て何か気がつかれたことはありませんか?

そうなんです!「夏の王様」に出てくる“Oh! Summer time”という歌詞はタイトルの「王様」と掛けられているのです。

文字だけで見ると少しわかりにくいようですが“オーサマータイム”と“おうさま”と声に出してみるとよくわかっていただけるのではないでしょうか。

KinKi Kidsが歌うタイトル「夏の王様」は歌詞の中に出てくるオーサマー（Oh!summer）の発音が共通しているのでした。

歌の中にシャレた仕掛けがあったことがよくわかりますよね。

2000年の7月から9月まで放送されたドラマ「Summer Snow」では、主演は堂本剛ですが、その他にも豪華キャストの出演が認められます。

堂本剛が演じる篠田夏生の弟役には小栗旬、妹役には池脇千鶴（大阪府出身・よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の女優）、小栗旬の幼なじみの役を今井翼が演じています。

さて、「Summer Snow」のあらすじとは・・・

小松江里子脚本の「Summer Snow」とは・・・

事故で両親を亡くした長男、篠田夏生（堂本剛）は実家の家業である自転車屋さんの後を継いで、高校生の弟、純（小栗旬）と妹、知佳（池脇千鶴）の面倒をみていました。

弟の純は成績もよく、何の不自由もない高校三年生のように見えましたが4歳の時に事故に遭い、それが原因で補聴器を必要とする生活を送っていました。

そんな純を、ダイビングが趣味の夏生は週末になるときまって海へと誘い、二人で海に潜っていました。

また、高校二年生の妹、知佳も両親亡き後は家事全般を引き受ける、兄想いのしっかり者でした。

だから、純の幼なじみの末次弘人（今井翼）とつき合っていることを言い出せなかったのかもしれません。

ある日、夏生が近所の子供に自転車の乗り方を教えていたところ、たまたま通りがかった女性、片瀬ユキ（広末涼子）とぶつかり足にケガをさせてしまいます。

そのきっかけが二人の出会いとなって物語は展開していきます。

“心臓病”という重い病気を患っているユキ。弘人の子供を妊娠してしまう知佳。夏生は次々に起こる出来事に息をつく暇もありませんでした。

しかし、ドラマの結末は意外なものでした。

結末を話してしまうと楽しみが無くなるので、ここでは控えておきますが・・・

ただ、ユキは一人で海に潜った後、夏に降る雪（サマースノー）を見ていたのでした。