HIROOMI TOSAKAが贈る幻想的なミステリー「BLUE SAPPHIRE」

三代目J SOUL BROTHERSでも大活躍中の登坂広臣が歌う「BLUE SAPPHIRE」

この曲はソロ曲としてリリースされましたので、HIROOMI TOSAKAとなっています。

タイトルは英語ですが、読み方そのままに「ブルーサファイア」という宝石の名前です。

気品のある深い青色がとても美しい宝石ですね。

そんな宝石のイメージをそのまま表すように、ミステリアスでどこか疾走感のある曲調が印象的です。

真実ミステリーをモチーフにした歌詞も、宝石のように神秘的で美しい言葉が並びます!

劇場版「名探偵コナン 紺青の拳」主題歌

HIROOMI TOSAKA【BLUE SAPPHIRE】歌詞を解説!コナンの映画にリンクしてる!?の画像

「BLUE SAPPHIRE」は映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」主題歌です。

「紺青の拳」とは、この作品のキーアイテムである世界最大のブルーサファイアの名前なのだとか。

舞台はシンガポール、このお宝を巡って怪盗キッドの戦いが始まります。

そこにコナンがどう絡んでくるのでしょうか!?

ところで、今回紹介する曲も「ブルーサファイア」というタイトル。

しかもシンガポールらしい南国の異国感あふれるメロディでもあります。

どうやら歌詞は、この映画と繋がっているとみて間違いないでしょう。

真実を解き明かせ

「BLUE SAPPHIRE」の歌詞は探偵らしい、真実が散りばめられたものになっています。

そこにブルーサファイアはどのように関わってくるのでしょうか。

神秘的な世界に満ちた歌詞を考えてみましょう!

夜に輝くブルーサファイアのミステリー

(So why)
解き明かしてみせる真実(アンサー)
(So bright)
その拳に秘めた幻想(ミステリアス)
闇夜に浮かぶ Blue Sapphire
(So why)
引き寄せられて 運命が
(So bright)
輝くたびに巡り合う
闇夜に浮かぶ Blue Sapphire

Secret in the moonlight

出典: BLUE SAPPHIRE/作詞: YVES&ADAMS・STAND ALONE 作曲: STAND ALONE・Carlos Okabe・Yo-Sea

「BLUE SAPPHIRE」は出だしからサビに入る構成です。

曲中のサビは全て歌詞が同じなので、ここでまとめて紹介します。

謎に包まれた真実と、月のように暗闇で輝くブルーサファイア。

というよりも、ブルーサファイアが月明かりに輝いているとした方が正しいかもしれません。

歌詞を見るだけでとても幻想的です。

夜だからこそ何もわからない。

月や星、街頭の灯りはあれど昼間のように全てが照らされるわけではありません。

ミステリーもまた、いくつかの手掛かり以外は全て暗闇に紛れているのでしょう。

二行目の「拳」は「紺青の拳」のことでしょうか。

この宝石がまとう謎を解き明かした時、運命が明らかになるようです。

最後の英文を和訳すると、意味は「月の光にある秘密」

夜にある光は太陽の光ほど強くありません。

だからこそ美しく、妖しい魅力があります。

謎を隠すにはぴったりでしょう。

夜の始まり

蜃気楼が揺れる パノラマの Sunset
眠らない夜へ誘う
街風の Flavorとリズムに Heat up
熱い予感に高鳴る胸

出典: BLUE SAPPHIRE/作詞: YVES&ADAMS・STAND ALONE 作曲: STAND ALONE・Carlos Okabe・Yo-Sea

1行目の「Sunset」は日没という意味。

時間は夕方、辺りが暗くなってくるところから始まります。

ぽつぽつと灯る街灯が、夜の訪れを告げているのでしょう。

舞台は夜でも燦然と街灯が輝く大都市のようです。

「紺青の拳」と繋げるならシンガポールの街並みでしょう。

都市国家であるシンガポールは、大きなビルが立ち並んだ景色が有名です。

それが全てではありませんが、シンガポールといえばそんなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。

日が暮れてもどこか暖かい風が、これから夜と共に何かが訪れるのを予感させます。

月明かりに映るダンス

月明かりが闇を照らすように
探り合う Flip side(Flip side)
戯れに揺れる影と踊るよ

出典: BLUE SAPPHIRE/作詞: YVES&ADAMS・STAND ALONE 作曲: STAND ALONE・Carlos Okabe・Yo-Sea