PV

ジャングルや遊郭を思わせるスタジオを行ったり来たりする画面では、高らかに演奏するメンバーがクールに映し出されます。

真夏に発売されるにふさわしい極彩色のPVは、エゴの魅力が詰まっていると言えるでしょう。

ちなみにこの楽曲には各パートの見せ場がきっちりあるので、ライブではメンバーのスキル紹介にも一役買っています。

もちろん盛り上がり最高潮の中盤に披露されることが多めです。

歌詞

さて、歌詞を見ていきましょう。

と言っても、この歌詞にあまり意味はなさそうに見えるのですが…、果たして?

なげかけた感嘆と砂ぼこりの中のステップ ながめて過ごすダイヤル
弧を描くナンバー はき出す出口 戸惑う 1日中泣いても意味ない Walkin' 熟れてく果実

出典: http://j-lyric.net/artist/a0005d8/l0018e1.html

とにかく情報量が少ないこの歌詞半分妄想で読み解いていきましょう。

ステップ、とありますから素敵なダンサーに恋をしてしまったのかもしれません。

主人公は、とある郊外に住む女の子です。砂埃ですから乾いた地域、テキサスあたりを想定しておいてください。

そんな彼女はお祭りで、とあるダンサーを見かけ、恋に落ちてしまいます。

甘いマスクのダンサーとの一夜の恋に舞い上がる彼女。

別れ際に電話番号を渡したものの、数日たっても一向に電話は彼女を呼びません。

会えない時間は、彼女の恋心を熟れさせていくばかり。

おとしてよチェリー 見上げた空 飛ぶ鳥運ぶ
くちばしにチェリー 競うスピードより重要なのは着地

出典: http://j-lyric.net/artist/a0005d8/l0018e1.html

ああ、この恋心を鳥が届けてはくれないかしら。

彼女は想像します。

彼のもとに、ふわりと届けられる果実のような恋心を。

チェリー いつまでもUP BEAT 届けてよ胸にもっと 赤が美しいことを
一寸先闇 赤をもっとおくれ くちばしにチェリー 不純けちらして行こ
後光射す明日へ着地

出典: http://j-lyric.net/artist/a0005d8/l0018e1.html

心臓は高鳴るばかり、彼に会いたい気持ちは膨らむばかり。

この恋の燃えるような赤い色を、どうにか伝えてはくれないか。

どこからか彼女とダンサーの逢瀬を聞きつけたひとが「不純だ」なんて噂するけれど、そんなものはけちらして、この思いを明日につなげたい。

飛ぶ鳥よチェリー 熟れていく果実の誘惑 ほおばって 鮮やかなハイドロップ ロック
しびれるよチェリー 乾いた朝 パパイヤの誘惑
くちばしにチェリー さえずったらまっさかさま

出典: http://j-lyric.net/artist/a0005d8/l0018e1.html

恋を知った彼女は、日ごとに美しく色っぽく変化していきます。

それまで地味だった少女の魅力に気づき始めた地元の男性たちは、その果実の誘惑に誘われて言い寄りますが、彼女の想いはダンサーのもの。

違う男の胸で眠る夜も、彼女の胸を鳴らすのは、あの日の彼のビートなのです。

カバー

ちなみについついカバーして見たくなるこの楽曲、たくさんの「歌ってみた」「弾いてみた」の映像が見られましたが、筆者がとくにクールだと思ったのは、このベースを弾く彼女。

ベースドラムのリズム隊が忙しい楽曲って、なんでこんなに魅力的なんでしょう。ぜひ挑戦してみてね。

終わりに

いかがでしたか?

解釈というより、ほとんど妄想で綴るストーリーでしたが、楽しんでいただければ幸いです。

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