「ジョーカーに宜しく/PENGUIN RESEARCH」のコードが知りたい！歌詞の解釈は？

現代は格差社会ともいわれますが、それでもこの国は物であふれ、人々は本当に必要なものが何かわからないまま“流行の波にのまれて”生きている気がします。

最先端のものも、いけてるグループも、それは本当に自分にとって必要で、自分の心に響くようなものなのでしょうか。

SNSなどの情報にのまれて自分を見失い、手元には望まないものばかりが増えている……このことを歌詞の冒頭部分は端的に表しているように思えます。

自分が本当に望んでいなくても、物や関係をたくさん抱える人を見たら、他人は“とても満たされているね”と思うかもしれません。

しかし本当に必要なものがわからず、欲望に埋もれている間に、本当に欲しかったものは誰かの手に渡っていくのです。

気が付いた時には何だかしょぼい手札だけが残り、その手札で人生のゲームを闘っていくしかないのでしょう。

自分が努力を怠って流された結果、手元に残るカードは頼りないものばかり……。

でも、人は心のどこかに“ラッキーなどんでん返し”を望んでいるのではないでしょうか。

しかしここの部分の歌詞では、全ての人に均等な不幸はない、と言い切ります。

自分が現在“望まない場所”にいるのは自分にも責任があるんだと訴えているように感じます。

ぬるま湯の状態＝最低ラインのユートピアに甘んじず、自分自身をもっと高みへと連れていけ！とこの歌詞は叱咤している感じがします。

残念なことですが、世の中って理不尽なこともたくさんあって、誠実で正直な人が評価されることばかりではありませんよね。

どんなに真面目に生きていても、よくわからない力に真面目を踏みにじられる場面ってあります。

しかし蹴落とされた人だって、ただで起き上がらずに強くなることで、理不尽な力に立ち向かえたりします。

不幸は均等に来なくても、死のリアリティだけはどんな人にも平等です。

たとえ理不尽な力に一時的に敗北しても、努力を怠らず強くなれば、理不尽を加えてきた相手に、死のリアリティを見せつけることはできます。

これはもちろん、本当の死ではなく、やられた奴もやられっぱなしじゃないよ！というメッセージだと思いますが。

自分が今、辛い経験を重ねている時、そのことに甘んじてはいけないとこの歌詞は訴えます。

“自分はこの程度”とか“自分なんてここにいるくらいしかできない”なんて決して考えず、嫌なことは“時が過ぎるのをおとなしく待つ”のでもなく、脱出を謀れ！と何度も歌っています。

ジョーカーってこの楽曲ではオールマイティなカードを意味しているんでしょうね。

そのカードさえ回ってきたら、今の状況を一転させることができるような。

しかし『ジョーカーに宜しく』では一貫して“ジョーカーなんて来ない”と歌われます。

自分の人生には、自分が頑張った分だけの相応なカードのみが配られるといっているのです。

自分の人生を自分でしっかりコントロールしたいなら、本当の希望ではない場所の、本当の望みではない幸せに甘んじるのではなく、自分の芯にある願望を叩き起こせ！といっているのです。

もし自分が今いる場所から少しでも抜け出したいなら、自分の足で自分の人生を次の一瞬から切り拓いていけ！と、この楽曲は背中を押してくれているのではないでしょうか。

ここでは『ジョーカーに宜しく』を弾きたいあなたのために、ネットで得られるこの楽曲のコード情報についてお伝えします。

まずは2つ、コード情報がわかるサイトをご紹介。

2つのサイトそれぞれでコードの表示方法などが異なりますので、自分にぴったりのサイトでコードを確認して楽器の練習をしみてくださいね♪

またサイト情報の下に、ピアノとギターで『ジョーカーに宜しく』を弾いている人の動画をご紹介しています。

リズムの取り方や運指の確認にどうぞご参考ください♪

2017年現在、デビューからまだ1年ほどにも関わらず、多くの若者から絶大な支持を集めるまでに成長したPENGUIN RESEARCH。

2018年初頭には1stフルアルバムのリリースも決定しており、これからの活躍が非常に楽しみですよね！

個性的なメンバーがそろうPENGUIN RESEARCHなので、来年以降も幅広い活躍でファンを楽しませてくれるでしょう！

A post shared by Minori Tomioka (@mi_0118_usk_02) on Dec 8, 2017 at 3:51pm PST