キイチビール＆ザ・ホーリーティッツ【世の中のことわからない】歌詞解釈！ゆるい…でも鋭い歌詞が光り輝く

他の楽曲レビューでもインプレッションとして使われているワード。

それは、「ゆるさ」です。

楽曲もそうですが、PVを見るともう本当に感染するくらいの「ゆるさ」。

ゆるぎない「ゆるさ」。

でも、そんな、ゆるゆるの「ゆるさ」の中に輝く、純粋な君への想い。

無用なルールと相互監視でぎすぎすしたこの現代社会への強烈なアンチテーゼ。

と、思うのは批評する側の勝手な思い込みで、まったくそんなことは意図していません。

そういう自然体だから、嘘がありません。

そこが一番の魅力かな、と思います。

もちろん、キンキンに冷えたビールではありません。

でも、ほっとするくらいにヒンヤリ冷えています。

見た目の色は、ほかのビールに比べてやや白っぽいかなというようなクラフトビール。

特徴的なのは泡がきめ細かくて繊細、マッチ棒が立つくらいの固さ。

一口飲んだ時にはあまり特徴は感じません。

が、飲むうちにやさしい喉ごしが心地よくなり、いつの間にか飲み干しています。

そうしてゆっくり広がる、芳醇な味わいとほろ苦さ。

万人受けはしないかもしれませんが、人にはそっと教えたくなる銘柄です。

キイチビール＆ザ・ホーリーティッツの楽曲はそんなイメージです。

好きなことを好きなようにやっていいはずです。

でも、毎日は、人間関係や、しがらみや、義理や規則で雁字がらめ。

背負わなくてもよいはずの仕事や気苦労で、神経をすり減らす日々。

明日も、将来も、未来も、こんな毎日かと嘆息している人も多いでしょう。

そんな暗澹とした気分を、すっと晴らしてくれるのが、このキイチビール＆ザ・ホーリーティッツの音楽。

自分のしたいこと、好きなこと、やってみようかな、という気持ちを後押ししてくれるはずです。

毎日も、そして毎日が積み重なった人生も、もっと楽しい方がいい。

人生百年時代ならなおのこと、健康であるということ以上に楽しくなければ、牢獄の百年です。

聴く音楽次第で、気分や調子が変わり、それは表情も変えてくれているはずです。

普段、あまり接触のなかった人と会話が弾んだり、新しいチャンスが巡ってきたり。

音楽が架け橋となって、結ばれる様々な「縁」。

そんなすてきな「音楽の縁」がOTOKAKEにはたくさんあります。

「ゆるさ」つながりで、最初に連想した楽曲です。当時の流行、時代の雰囲気が記事に溢れています。

曲に込められたメッセージと世界観をわかりやすく解説した記事です。

楽曲を聴いたことがないアーティストもいるのではないでしょうか。音楽の世界を広げてくれる記事です。