【踊らせないで】とは
2020年7月にリリースされた【踊らせないで】。
テレビドラマ「女子グルメバーガー部」の主題歌で有名になりました。
eillが歌い上げるパワフルでハスキーなボーカルが話題です。
ジャジーな香り漂うセンスあふれる楽曲が魅力的でしょう。
少し聴くだけでおしゃれさがわかるような曲です。
【踊らせないで】は上手くいかない日常で、ストレスを感じている様子から始まります。
そして、日々に不満を抱き自分らしくいられる場所へと繰り出すストーリーの曲です。
1度聴いたら病みつきになる【踊らせないで】の歌詞を徹底的に紐解いていきましょう。
【踊らせないで】歌詞に迫る
夜の街へ繰り出す意味
どうでもいいTシャツと
夜の街に出かけよう
出典: 踊らせないで/作詞:eill 作曲:eill・Ryo'LEFTY'Miyata
冒頭のこのフレーズでは何を伝えているのでしょうか?
普段はシチュエーションに合わせて「何を着るか」気にしますよね。
個性的過ぎて周りから浮かないように、気をつけるでしょう。
「オフィスでは派手になりすぎないように」など、気にしている方も多いですね。
しかし、ここでは服装なんて気にせず自然体でいたいという事を表しています。
素のままの自分でありたいということがわかりますね。
そんな飾らない姿で、ネオンが輝く眩しい夜の街に繰り出します。
日常のいろんな事を忘れてしまいたいのでしょう。
日々を過ごしていて上手くいかないことなど忘れたいという気持ちです。
少し自暴自棄になっている様子が伺えますね。
何がうまくいかない?
上手くいかないことばっか
出典: 踊らせないで/作詞:eill 作曲:eill・Ryo'LEFTY'Miyata
日々、生活していてストレスが溜まっていることを表していますね。
きっと、恋愛でうまくいかなかったのでしょう。
失恋してしまったのかもしれません。
または、仕事で結果を出せなかったということも考えられます。
職場で、人間関係のトラブルに巻き込まれたのでしょう。
日常を過ごしていると、思ってもみなかった方向に事態が動いてしまうことがあります。
「自分らしく過ごしているだけなのにうまくいかない」という主人公の切ない気持ちがわかります。
順調な時は良いでしょう。
しかし、このようにうまくいかない日々もあります。
そんな状況を悲しんでいるフレーズですね。
決まりきったものは嫌だということ
決まったリズムで
踊らせないで
出典: 踊らせないで/作詞:eill 作曲:eill・Ryo'LEFTY'Miyata
なにごとも「当たり前という風に決めつけないで欲しい」と感じているのがわかりますね。
もう少し掘り下げてみます。
私達が属するコミュニティーの中では、必ずといっていいほどルールが存在しますね。
社会生活においては当たり前のことでしょう。
学校でも「この時間までに登校する」などの決まりごとが、必ずといっていいほど存在します。
友人グループだってどうでしょうか?
特にルールはないけど、暗黙のルールみたいなものはありますね。
ルールを守ることは良しとされています。
もちろん、それは正しいことでしょう。
しかし、そのようなものを1回全て忘れて自分の気の向くままに過ごそうということをいっています。
周囲からの見られ方なども気にせずありのままでいようと伝えているフレーズですね。
なぜ悲劇のヒロインぶるの?
日常への不満がある
Nothing seems to be so right
出典: 踊らせないで/作詞:eill 作曲:eill・Ryo'LEFTY'Miyata
このフレーズは直訳すると何も正しくないということです。
何が正しくないのでしょうか?
あらゆるコミュニティーでのルールのことでしょう。
誰かに決められたルールみたいなものを何も正しくないといっているのですね。
決まりきった日常が何もかも嫌になってしまったということがわかります。
さらに深読みすると「自由でいたい」「縛られたくない」という想いが隠れていますね。
ルールから解放されたいといっているフレーズです。