ファンが大絶賛?!
また、この「Golden Circle」の第20回記念公演は、「寺岡呼人presents Golden Circle 第20回記念スペシャル~僕と桜井和寿のメロディー~」と銘打たれました。
公演は2ヵ所。2016年7月5日に日本武道館、8月2日に大阪城ホールで行なわれました。
その内容は、盟友である桜井和寿との長い付き合いを振り返りつつ、2人で今の音楽シーンをさらに切り開いていくかのような内容になりました。
ちなみに、Mr.Childrenの初期の楽曲である「星になれたら」は、寺岡呼人がプロデュースで携わっています。
そして、このイベントの中で、桜井和寿による乃木坂46の「きっかけ」のカバーが披露されたのです。
そのカバーは、とても秀逸でファンから大絶賛を受けました。
公演後、Twitterでは、ほとんどそのカバーの話題で持ちきりだったそうです。
このようにアイドル曲をカバーした桜井和寿ですが、元々はアイドル曲に対して悲観的でした。
それは、アイドル曲を音楽としてどのように捉えていいのか分からなかったからだそうです。
しかし、「きっかけ」は、それまでのアイドル曲に当てはまらず、自分が書いた詞なのではないかと語るほどの高評価をしています。
さらには、アレンジなどの観点においてもMr.Children的だと豪語するほど、「きっかけ」を大絶賛しているのです。
乃木坂46「きっかけ」
アルバム「それぞれの椅子」に収録
この「きっかけ」は、2016年5月25日にリリースされた乃木坂46の2枚目のアルバムに収録された楽曲です。
通常盤をはじめ、すべてのCDのタイプの5曲目に収録されています。
オリコンチャートでは、デイリー・週間共に首位を獲得しています。
さらには、TSUTAYAやBillboard Japan Hot Albumsの週間チャートでも首位を獲得するなど、記録的なヒットとなりました。
改めて、「きっかけ」を聴いてみると、メロディーやピアノの印象的なイントロやアウトロのフレーズなど随所にMr.Children要素を感じる楽曲になっています。
最後に
いかがでしたか?
今回は、桜井和寿のプロフィールと乃木坂46のカバーについて紹介しました。
単純なプロフィールだけでなく、このようなエピソードがあると、彼の人となりまでわかりますね。
これまでの自分の固定概念に囚われることなく「良い音楽は良い」という音楽に対する真摯な向き合い方が伝わってくるエピソードでした。
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