悩みないようなあの大空だって いつも冷静じゃないよな
雲で覆われる時もあり 晴れかと思えば 時に土砂降り
僕達と同じ そうさ泣く事 恥すかしい事じゃない
泣いた後は そこに 光射す あの大空のように

出典: Cry Baby/作詞:NAOKI TAKADA 作曲:NAOKI TAKADA.3 SHINTARO“GROWTH"IZUTSU

このパートの歌詞が大好きで、とても上手な表現だと感じます。

人の心は自然と同じように表現できるのですね。

確かに天気を思い出すと、快晴な日もあれば土砂降りの雨の日もあります。

同じ晴れでも湿度で心地よさが変わるのです。

そして降り止まない雨はなく、必ず晴天の日を迎えます。

悩みを雨と捉えるならば、永遠と続く悩みなどないということです。

笑顔になれる日がいつか必ず訪れるということでしょう。

SEAMO「Cry Baby」は誰しも経験すること

誰しも経験するSEAMOの「Cry Baby」。

現代は少し頑張りすぎている人が多い気がします。

あらゆる情報が瞬時に手元に届く環境は、以前と時の流れが違うのでしょう。

受信フォルダーは常に未読のメールで溢れ、どこにいても鳴り響くスマホ。

心にゆとりを持てというほうが、無理な話なのかもしれません。

だからこそ本来の姿に戻る時間が大切だと感じるのです。

信じる心

僕は人生 まだ習いかけ 既にぶち当たってる高い壁
登れよ登れよと焦るだけ だけどもあるのは 飛べない羽根
からかわれても 罵(ののし)られても
自分自身の手を 信じてみてよ
のらりくらり たまに歌い 独りですべて背負う事はない

出典: Cry Baby/作詞:NAOKI TAKADA 作曲:NAOKI TAKADA.3 SHINTARO“GROWTH"IZUTSU

たまにふと考えることがあります。

人の夢というのに終わりがあるのかということです。

徐々に成長し続けたとしても、また新たな目標ができて立ち向かっていきます。

この繰り返しがいつ終了するのか未だにわかりません。

しかし人は1人で生きているわけではなく、必ず誰かしらの支えを受けています。

だから頑張り続けられるのかもしれないですね。

大丈夫

無駄な事など1つもないのさ
全ての挫折に 意味は沢山あるよ…
だから少しずつ 自分耕し 光り輝かす
遠回りしてるようで これ一番の 僕にとっての 望む近道と
信じ今日も歩いてく 涙の数だけ強くなってく

出典: Cry Baby/作詞:NAOKI TAKADA 作曲:NAOKI TAKADA.3 SHINTARO“GROWTH"IZUTSU

このパートも心があたたかくなる歌詞で、素晴らしい表現だと思います。

一見無駄なようなことでも、何かしらの意味を持つということ。

遠回りしているように感じても、しっかりとレールに沿って進んでいます。

だから自分に疑いを持たず、堂々と進んでいきましょう。

潤んだ瞳の先には素敵な景色が広がっています。

SEAMO「Cry Baby」はあなたの応援歌

SEAMO「Cry Baby」の世界は、私達に大きな勇気を与えてくれます。

皆辛く悩む時期を経験し、がむしゃらに生き続けているのです。

SEAMO自身も同じような経験をしてきたのでしょう。

本作に綴られる1つ1つのフレーズが、心の奥まで染み渡るのです。

では、いよいよ本作の歌詞終盤の解説になります。

どうぞ最後までお付き合いください。

成長している

これまで歩いてきたこの道は
固くも強くもない 涙で濡れてばかり
だけども 歩いてきた事は真実だから
誇りに思えるような自分でいよう

出典: Cry Baby/作詞:NAOKI TAKADA 作曲:NAOKI TAKADA.3 SHINTARO“GROWTH"IZUTSU

これまで生きてきた道のりをどう捉えるのかは自分自身です。

どんなに荒れた過程であっても、前に進んでいる事実は変わりません。

振り返ると格好悪いと思えることも、今の自分を作る要素になっているのです。

決して悲観することなく、これまでの自分を褒めてあげましょう。

頑張る姿