節目の年の第一弾!
10年間をまとめます
1999年に俳優として芸能界デビュー。2008年に音楽ユニット羞恥心・アラジンのメンバーとしても活動。2009年3月11日に遊助名義で自らが作詞した「ひまわり」でソロデビュー。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/上地雄輔
2019年1月17日、26枚目のシングル「砂時計」が発売。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/上地雄輔
リリースに合わせて「砂時計」のMVも公開。
タイトルに使われた「砂時計」は紅茶の茶葉を蒸らす時間を計るなど、ちょっと乙女チックなツール。
「砂時計」と体育会系の遊助さんがどう絡んだのかがとても気になります。
10年を意識すると同時に、遊助さんの音楽に対する思いの強さとセンスも聴ける「砂時計」。
渾身の90秒は、遊助さんの『神MV』になること間違いありません。
MVの色を決めるのは…
「砂時計」MV:SHORT VER.
まずは「砂時計」のMVを観てそして聴いてください。
白と黒と影と光
遊助さん自らギターをかき鳴らす音でスタート。
この後始まる歌への魂が感じられる表情を、遊助さんが見せてくれます。
一転して見せる軽やかなステップはやはりスポーツマンだからこそ。
そして心のすきまに入り込むように、指の間をすり抜けていく砂の画像が挟みこまれました。
マイナーなメロディを明るく踊る姿と掴みどころのない砂粒。
明と暗を表す対比がこの歌詞の核となる部分を暗示します。
砂は今までの…
誰だって迷いながら生きている事を教えるスーツ姿の男子の場面に変わります。
手の中から落ちた砂はこれまで自分が積み上げてきた物。
積み上げた結果を確認したくて取り戻すように砂をすくいます。
「砂時計」を吹っ飛ばせ!
現実の中を懸命に進もうとするからこそ選べない道もあります。
交叉して当てられる光のどちらなら自分を輝かせるのか?見る人を引き付ける迷いの中の横顔。
自分の思いをぶつけてひっくり返す砂時計。
落ちた砂粒には自分の汗も涙も入っているのに、誰も見ようとしません。
次の場面は砂も迷いも涙も吹き飛ばして、ステップを踏みながら歌う遊助さんの映像が流れます。
ポジティブに生きるからこそ抱える心の葛藤が、クールに映し出されました。
最初から最後まで続くモノクロの映像。
明るい色を足す事ができるのか、そのままモノトーンで終わるのか、決めるのはMVを見たあなたかも…。