遊助「たんぽぽ」とは?

2ndシングル「たんぽぽ」

「たんぽぽ」は、2009年6月24日にリリースされた遊助の2ndシングルです。

このシングルは、他2曲との同時リリースとして発売されました。

シングルの正式タイトルは「たんぽぽ/海賊船/其の拳」です。

オリコン週間チャートでは、1位を獲得しています。

また、発売された2009年のオリコン年間ランキングでは、2位を獲得するなど、多くの注目を浴びたシングルとなっています。

「たんぽぽ」では、自身初の試みとして遊助本人がダンスの振り付けをおこなっています。

この様子は、PVやテレビ番組などで披露していますので、ぜひチェックしてみて下さい!

そして今回ピックアップする「たんぽぽ」ですが、作詞・作曲遊助がおこなっています。

「遊助」を知っている人も知らない人も、この曲は彼の魅力がぎゅっと詰まった楽曲です。

ぜひ一緒にチェックしていきましょう!

歌詞

それでは泣けると言われる歌詞をご紹介していきましょう。

その前にタイトルの「たんぽぽ」の花言葉をご紹介します。

”たんぽぽ”の花言葉は「真心の愛」です。

この花言葉のように真心いっぱいの歌詞に注目してみていきましょう!

恋人から妻へ変わる君に

僕らは同じ時代に偶然生まれてきた
親の胸に抱かれ 愛され生きてきた
僕らは広い地球で偶然惹かれ合って
これから先共に生きると誓ったんだ

出典: たんぽぽ/作詞:遊助 作曲:遊助・イイジマケン・ピエール

これは冒頭の歌詞になります。

結婚式の当日、これから妻になる恋人への想いを綴った歌詞です。

この歌詞が示すように、人と人の出会いはたくさんの偶然の連続で出来ています。

その中でもこの先何十年と一緒にいる相手を見つけ出すことってとてつもない確率ですよね。

そんな奇跡のような2人の出会いに感謝している気持ちが伝わってきます。

そして、彼女からもらった言葉で「僕」はまた強くなれるのです。

僕が死ぬまでは生きてると

出典: たんぽぽ/作詞:遊助 作曲:遊助・イイジマケン・ピエール

ちゃんとあなたを見守り続けていくよ、と言ってくれているようです。

支え合う関係になっていくからこそ、このような言葉がとても愛おしく感じられるのかもしれません。

そして、そんな彼女の想いに応える形で、彼もまた決意をするのです。

誰よりも生きてやる

出典: たんぽぽ/作詞:遊助 作曲:遊助・イイジマケン・ピエール

「僕」が死なない限り、彼女はいつまでも一緒に長生きして寄り添ってくれる、ということですね。

おじいちゃんとおばあちゃんになっても、ずっと一緒に仲良く暮らしていきたいね、という想いが感じられます。

とても温かく微笑ましくなる歌詞です。

両親やお世話になった方々へ

あんがとな親父と 生んでくれたお袋
なんだかんだ俺でも こいつ見つけた
昔からの仲間や 世話になった方々
これからも様々なことがあるでしょう

出典: たんぽぽ/作詞:遊助 作曲:遊助・イイジマケン・ピエール

両親や周囲の仲間たちに対しての感謝の言葉です。

特に両親には、照れ臭そうに言っている様子が伝わってきますね。

ここまで育ててくれた両親に、本当に感謝しているんだなぁとほっこりした気持ちになります。

そして仲間や周囲の人たちに対しても、感謝の気持ちを伝えていますね。

きっと「僕」は、周囲の人々に愛されている存在だからこそ、多くの人たちが祝福に駆け付けてくれているのかもしれません。

彼の人柄まで感じられるような歌詞になっています。

遠くなったあの人 今も胸の中にも
ちゃんときっとずっと一緒 どんな時でも
もしいるなら神様 届けたいよ花束
春生まれのタンポポ そして言うよ
何度も...。

出典: たんぽぽ/作詞:遊助 作曲:遊助・イイジマケン・ピエール

この歌詞は、亡くなった人への言葉ですね。

作詞を行っている遊助の過去にお世話になった方だったのだと思います。

届くことならば、自分がしっかり成長したところを、見てもらいたいという思いもそこにはあるのかもしれませんね。

そしてここでたんぽぽが初めて登場します。

「たんぽぽ=真心の愛」ですよね。

何度だって感謝の言葉を伝えても、伝えきれない想いが感じられる歌詞です。

感謝の手紙