乃木坂46「月の大きさ」
7thシングル「バレッタ」のカップリング曲
「月の大きさ」は、2013年11月27日にリリースされた乃木坂46のシングル「バレッタ」のカップリング曲として収録されています。
「バレッタ」はType-A・B・Cの初回限定盤と通常盤の4種類でリリースされていますが、「月の大きさ」はどのタイプでも聞くことが出来るカップリング曲ですよ。というのも、乃木坂46のカップリング曲は、タイプごとでそれぞれにもうひとつのセカンドカップリング曲が収録されているので、間違えやすいんですよね。
ちなみに、その他のカップリング曲がこちらです。
- Type-A:「私のために 誰かのために」
- Type-B:「そんなバカな・・・」
- Type-C:「初恋の人を今でも」
- 通常盤:「やさしさとは」
このシングルは、オリコン週間ランキング1位だけでなく、Billboard JAPAN Top Singles SalesやBillboard JAPAN Hot 100などでも1位を獲得しています。
初週推定売上もこの頃はどんどんと自己最高記録が更新されているので、乃木坂46の注目度がうかがえますよね!
センターを務めたのは、まさかのあの人!
「バレッタ」で注目を浴びたのは、なんといってもセンターでしょう。
今までのシングルでは乃木坂46を引っ張ってきた生駒里奈や、人気絶大な白石麻衣が務めていたので当然人気メンバーから選ばれると思っていたところに来たのが”堀未央奈”です。
彼女は、まだ正規メンバーでもなんでもなくて、2013年5月に加入したばかりの研究生だったんですね。乃木坂46に入って1年もたたずにセンターを任されてしまい、かなりのプレッシャーを負ったことでしょう。
今でも2期生の中では最多選抜者でもある堀未央奈。今後も注目したいですね。
「月の大きさで」でもセンターを務めていますよ!
テレビアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」の主題歌
アニメストーリーともマッチする歌詞が魅力
今夜の月は
なぜか一回り大きくて
いつもより明るく照らす
背中を丸めてとぼとぼ帰る道
どんな時も味方はいる
出典: https://twitter.com/manatsu326/status/686230034474926082
仲間と一緒に見ていた月は小さく感じていたのに、自分一人で月を見上げたらこんなにも大きいのもだったのかと気づいたというもの。
もちろん、月の大きさが変わって見えたのは、心が変わったからですね。仲間がいなくなって不安で空を見上げたら、「月」が遠くにいてもちゃんとここで君を見ているよと、励ましてくれていることに気付いたのです。
遠く離れていても、ちゃんとつながっている。だから、一人かもしれないけれど孤独じゃない。
この曲はそんな風に「自立・独り立ち」をするときに、自分を奮い立たせるような曲になっています。
人間的な面がある主人公ナルトとリンクしますね。
話題になった「月の大きさ」のMV
”時代劇”をテーマで、乃木坂46メンバーがくノ一や町娘に?!
MVの監督は一青窈の「ハナミズキ」やAIの「ハピネス」などのミュージックビデオも担当している大久保拓朗です。とにかくアーティストの自然な表情や新たな魅力をアイディアやセンスで映像に映し出してくれる監督で、それは「月の大きさ」でも十分に発揮されています。
タイアップの「NARUTO-ナルト-疾風伝」の世界も意識されているのか、乃木坂46のメンバーが「時代劇」をしたらという設定のもと、予告編のような内容で描かれています。時代劇の考証などにはあえてこだわらず、かわいくカッコよくを意識して作られたそうですよ!
予告しかなく、本編は作られていませんが、概要的あらすじはあるとこのことだったので調べてみました。
物語は、生駒里奈が演じる自称最強剣士が修行の旅を続ける中である町に行きつき、不穏な噂を耳にするところから始まります。不穏な噂・・・それは「世にも美しい悪魔が町を襲う」というもの。
その噂が気になった自称最強剣士が町に残っていると、白石麻衣演じる美しい魔剣士が現れ、生田絵梨花演じる姫をさらっていってしまうのです。
姫を取られまいと自称最強剣士は戦いを挑むも、強すぎる敵にあっさりと負けてしまいます。くノ一に追われもうだめかと思った瞬間、桜井玲香演じる師範に助けられる自称最強剣士。
魔剣士へのリベンジのために再び剣を握るという感じだそうです。
ちなみに、撮影場所は日光江戸村で撮影されたそうですよ。