グランドチャンピオンに輝いた当時はまだ13歳でした。
見ためは普通の女の子なのに、演歌を歌わせると誰もが驚き大きなため息が漏れたといいます。
しかし、まだ幼い13歳の女の子に大人の色恋を表現した演歌を歌わせるにはバランスが悪いですよね。
そのため「せんせい」という学園ものの歌謡曲でデビューすることになったのだそうです。
中学生らしい歌謡曲で大ヒットを記録
「せんせい」は森昌子デビュー曲ながらも最大のヒット曲になっています。
優れた歌唱力もヒットの要因だと思いますが、この楽曲の影響力も大きかったでしょう。
13歳といえば、思春期に差し掛かっていそうな微妙なお年頃です。
中学生なら初恋くらい経験していてもおかしくありません。
そして、その初恋の相手は「せんせい」という存在。
ちょっと憧れますよね。
その憧れや切なさは、聴き手を惹きつけるのに十分な要素だったでしょう。
また、初々しい初恋の物語と大人びた森昌子の声のギャップも、ひとつの魅力だったかもしれません。
先生ではなくなぜ「せんせい」なの?
森昌子の歌声だけ聴くと、大人な女性を想像させます。
でも実際は13歳の中学生。
13歳の少女が歌うなら、幼く純朴なイメージを残す必要があります。
漢字で「先生」よりも「せんせい」のほうが子供じみた印象になりますよね。
「せんせい」のレコードジャケットは、子どもっぽいテニスルック。
可愛らしい字体で「せんせい」とタイトル名が載っています。
大人びた歌唱力とのアンバランスさを補うように、素朴なイメージで統一させています。
キャッチフレーズは「あなたのクラスメート」という身近な存在を意識させるものでした。
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