集まれ、バスターズよ
歌詞にこもった熱いメッセージが心に刺さり、見るものを瞬く間に魅了すると評判のthe pillows。
アクエリアスのCMに彼らのカバー曲が起用されるなど、現在活躍ぶりを見せています。
「バスターズ」の由来は、彼らの6thアルバム「LITTLE BUSTERS」から来ています。
小さくて、大きいもの。
それがファンであるバスターズ。
そんなバスターズ激推しの曲を、今日は紹介していきます。
the pillowsの奏でる本気の音を、ぜひ楽しんでください!
第10位 バビロン天使の詩

この世界は荒野だ
指差した星にさえ 罠を仕掛けてる
1秒も気を抜けない 無法の荒野を行く
出典: バビロン天使の詩/作詞:山中沢男 作曲:山中沢男
この世界で生きていくのは、とても大変だと思います。
ましてや夢を追いかけて生きていくのなら尚更です。
この歌詞は、そのことをとても巧みに表現していると思います。
いきなり、グッと心を掴まれる。
そうそう、僕らはそんな危険地帯である「人生」を進んでいるんですね。
自分の世界を作る
今日も探してるんだ
僕にもっと似合うシンプルスカイ
風と君をよんで
ここじゃない世界に逃げよう
出典: バビロン天使の詩/作詞:山中沢男 作曲:山中沢男
そんな世界でも、空を飛ぶんだ。
そうだ、飛ぶ空を選ぶんだ。
これは大変いい人生の教訓のように思います。
誰もが他人や環境という激流の中で、夢を諦めてしまう。
でも、そうじゃなくて自分で世界を作り変えて夢を叶える。
とても勇気をもらえる歌詞です。
第9位 ストレンジカメレオン

ストレンジカメレオンは、1996年リリース。
Mr.Childrenなどがカバーしたことでも知られています。
なんといっても、この曲の魅力はその真っ直ぐさです。
レコード会社の反発を跳ね除け、メンバーの半ば強行から生まれたこの曲。
売れることを最優先にしないというその後のバンドの方向性を象徴する曲です。
the pillowsが作り出す「本気の音」の、その原点はここにありです。
この曲の前に発表された「Tiny Boat」は商業的な成功を狙った曲でした。
その曲はいろいろな人の意見を取り入れ、結果失敗に終わります。
そこでメンバーの芸術性を通したこの曲が生まれました。
そのロック魂は、現在のピロウズまで続くものです。
自分をカメレオンに例えた歌詞がまた、心に刺さります。
第8位 ハイブリッドレインボウ

11枚目のシングル、ハイブリッドレインボウ。
まさにオルタナティブロック!といえるような一曲です。
MVの80年代ヨーロピアンな世界観もたまりません。
Aメロでは優しく伸びる声、サビではシャウトした声を使っています。
サビの叫びこそ、この曲の魅力といえるでしょう。