夢を追うことを歌った「いつの日かどこかで」
テレビ朝日系列で人気のアイドルオーディション番組「ラストアイドル」。
その番組から誕生したのがアイドルグループのSomeday Somewhere(=通称サムサム)です。
今回はSomeday Somewhereが歌っている「いつの日かどこかで」という楽曲を詳しく解説します♪
この楽曲は、諦めずに夢を追いかける熱い気持ちを歌った歌詞が特徴的です。
アイドルになることを夢見て「ラストアイドル」の番組に応募してきたサムサムのメンバーたち。
そんな彼女たちの気持ちにもリンクした歌詞になっています。
番組と同名のグループ「ラストアイドル」のシングル「Everything will be all right」。
その中の"初回限定盤TYPE-B"にこの楽曲が収録されています。
「Everything will be all right」の中にはサムサム以外のグループの楽曲も入っているんですよ♪
ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
作詞は秋元康さん!
この楽曲の作詞を担当したのは、AKB48グループのプロデューサーとしてお馴染みの秋元康さん。
「ラストアイドル」を見た人ならご存じの通り、この番組で優勝したメンバーはCDデビューできます。
しかも、秋元康さんプロデュースの楽曲で!
なので一回はバトルに破れたものの、番組のセカンドユニットとしてデビューしたサムサムも秋元康さんの曲でCDリリースしているのです。
自分の気持ちを真っ直ぐに歌った歌詞は、清楚なイメージの彼女たちにぴったりですね!
映画部員に扮したメンバーに注目!話題のMVとは
この楽曲のMVは、まるでドラマを見ているかのような長編の作品になっています。
MVの中では"とある学校の映画部員"に扮しているメンバーたち。
部員みんなで文化祭に出す映像作品について話し合うところからMVがスタートします。
そして、今回のセンターである間島和奏さんがこんな提案をするのです。
「アイドルが好きな女の子が主役の物語をやりたい」と。
間島和奏さんの提案に満場一致で賛成した部員のみんな。
さっそく間島和奏さん主演で映像を撮り始めます。
そして、映画のラストのシーンの撮影。
アイドルのライブ前の客席に座る主人公の女の子(=間島和奏さん)をメンバーたちは撮影します。
でもそれがなんだか物悲しい雰囲気のラストシーンなのです。
「あの子たち(=憧れのアイドル)は客席にいる私に元気づけられることはあるのかな?きっとないよね。」
そんなネガティブな台詞も映画のラストシーンに含まれています。
そして、撮影が終わった後間島和奏さんは主人公の気持ちについて裏設定をみんなに話すのです。
"ライブを見た後、主人公は切ない気持ちになる"
"なぜなら、自分があの憧れのアイドルのようになることは決してできないと感じたから"と。
でも、実はそれは間島和奏さんの本心でもあったのです。
自分もいつかアイドルのようになりたいと思っている間島和奏さん。
その気持ちに気づいたメンバーたちは、ある行動に出ます…!
と、まあこんな感じでMVでは物語が展開されていくんです♪
青春感たっぷりな映像作品になっているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
歌詞の意味を徹底解説!
ということで、ここからは歌詞の内容について詳しく解説していきます。
一度は番組で敗北を味わったサムサムのメンバーたち。
しかし、それでもアイドルになりたいという気持ちが強かったからこそサムサムとしてデビューができました。
この楽曲ではそんな彼女たちの"めげない気持ち"が爽やかに歌われています。
夢を追いかけている途中でめげそうになった時は特に励まされる内容の歌詞です。
今回はそんな歌詞の意味を筆者の解説付きで紹介していきましょう。
1番の歌詞
いつも誰かのために笑っているけど…
WOW WOW WOW WOW…
誰かのために僕は 何度微笑んだだろう
近くの幸せが 眩しかった
出典: いつの日かどこかで/作詞:秋元康 作曲:小西裕子
人前ではいつも笑顔が多いこの歌詞の主人公。
例え自分が悲しくても、誰かのために微笑んであげられる優しい心の持ち主のようです。
でも、本当は現状に満足していないようですね。
他人の幸せ(=近くの幸せ)ばかりが気になって、自分の不幸や理不尽さを嘆いているようにも見えます。
顔は笑っているけど、心は泣いている。
そんな辛い状況の中にいるのかもしれませんね。
待っていれば必ず輝ける日は来る
雲の切れ間から 差し込む太陽は
順番にこの地上 照らしてゆく
出典: いつの日かどこかで/作詞:秋元康 作曲:小西裕子