「竹内まりやがアイドルじゃなかったなんて!」

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竹内まりやがデビューした時、誰もが彼女をアイドルだと思っていました。

「かわいい子がデビューしたなぁ」と思ったことを覚えています。

竹内まりやは、デビューしてすぐにヒット曲を連発しました。

かわいいアイドルとして完璧ともいえるスタートを切った竹内まりや

ところが、突然休業宣言してしまいました。

「忙しすぎて疲れたのかな?」

「前ほど売れなくなったから、もうこのまま引退するんじゃないの?」

なんて思ったりもしましたが、特にたいしてニュースにもならず、竹内まりやは忘れ去られた存在になりました。

まさか彼女が本当の自分とメディアに求められている自分との違いに苦しんでいるなんて!

今回調べてみて初めて知りました。

すごく驚いています。 

映画「マンハッタン・キス」の主題歌

「マンハッタン・キス」は不倫がテーマ

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『マンハッタン・キス』は、1992年6月13日に公開された日本の映画。

キャスト
野沢春子:いしだあゆみ
田中憲夫:吉田栄作
大川真実:柄本明
原田夏子:室井滋

脚本・監督:秋元康

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/マンハッタン・キス_(映画)

「マンハッタン・キス」は、切ないその歌詞に惹かれる人が多かったようでヒット曲になりました。

しかし、同名映画があったことも「マンハッタン・キス」が主題歌だったこともあまり知られていません。

この映画が公開された1992年といえば、まさに「トレンディードラマ」の全盛期時代です。

単発のドラマのような映画が次々と公開されていました。

この映画もそのひとつだったのでしょう。

ニューヨークで撮影されたそうですが、キャストの顔ぶれから大人のラブストーリーのようですね。

秋元康は、当時からアイドルユニットの敏腕売れっ子プロデューサーといったところです。

映画監督をしていたとは、多才な人なんですね。

「マンハッタン・キス」は、不倫をテーマに、大人の男女の恋愛を描いた映画ということです。

その映画をモチーフに、竹内まりやが作詞・作曲した楽曲を彼女の夫である山下達郎がアレンジ。

夫婦共同作業での楽曲作りがこの頃から行われていました。

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楽曲「マンハッタン・キス」の切ない歌詞を紹介

Don't disturb
閉ざされたドアの中だけが
私になれる場所
ここであなたが見せる優しさに
偽りはないけど どうしてこんなに 寂しい

出典: マンハッタン・キス/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

まずは、順に歌詞を追いながら、解説していきたいと思います。

「Don't disturb」は、「そっとしておいて」というような意味です。

ホテル滞在中に「Don't disturb」のプレートをドアノブにかけたりしますよね。

これは、「起こさないで」というメッセージとしてかけておくものです。

重ねて、「中に入らないで」というメッセージを含めることもあります。

不倫に溺れる男女は、閉ざされた世界でしか会うことが出来ない。

でも、決して他人には汚されたくない世界でもあります。

「マンハッタン・キス」の中では、その象徴として「Don't disturb」という言葉を使っているようです。

愛しい人は部屋を出て家に帰る

夜明けの足音 近づいてくると
何もかも まるでなかったように シャツを着る
いとしい背中 眺めるの
私より本当はもっと孤独な誰かが
あなたの帰り 待ってるわ
すれ違う 心の奥 身透かしながら

出典: マンハッタン・キス/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

ふたりで過ごした濃密な時間は、あっという間に過ぎていきます。

朝が近づくと、愛しい「恋人」は妻の待つ家へと帰っていく。

ただ、無言で背中を向けて、帰り支度をする。

『本当は、帰りたくないんだよ』

まるで、そう思わせたいという、ポーズのようにも思える後ろ姿です。

男のズルさを象徴するかのようなシーンですよね。

主人公は「恋人」の本心に気づきながら、気づかないふりをする。

そして、その背中の向こうに、同じ想いをしているだろう妻の姿が見えているのでしょう。

そしてひとり、取り残されて…

ひとり残された 部屋の窓の外
手を振る気もなくて
霞む摩天楼の彼方 天使が涙で覗き込む
どうして 愛してるだけじゃ満たされなくなる
愛されるまでは

出典: マンハッタン・キス/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

愛しい「恋人」は、待つ人のいる家へと帰っていきました。

ひとり、空っぽの部屋に残された主人公は、以前はきっと片思いだったのでしょう。

その時は、ただそれだけで満足だったのです。

でも、その想いが一方通行ではなくなった途端、心は満たされなくなりました

愛しい人と一緒に過ごす時間が、とても幸せだからです。

なのに、その幸せを感じる時間は、あまりにも短すぎる

その天国から地獄へ…ともいえる違いに、毎日がつらいのでしょう。

不倫の関係でも主人公の想いは純愛