GARNET CROWの「夏の幻」について

GARNET CROW【夏の幻】歌詞を解釈!明るいラブソング?それとも悲恋の歌?実は深い意味を紐解くの画像

2013年6月、人気がありながら解散した男女4人組のバンドといえば…

GARNET CROW」です。

今回は、GARNET CROWの代表曲である「夏の幻」について紹介いたします。

GARNET CROWの「夏の幻」は2000年10月にリリースされた楽曲

あの国民的人気アニメのエンディングテーマとして使用されていたのです!

GARNET CROWについて詳しくないけど「夏の幻」なら聴いたことある!という方も少なくないと思います。

「名探偵コナン」のエンディングテーマ

GARNET CROW【夏の幻】歌詞を解釈!明るいラブソング?それとも悲恋の歌?実は深い意味を紐解くの画像

「夏の幻」が使われていた国民的人気アニメとは…そう!「名探偵コナン」。

「名探偵コナン」を観たことないという人のほうが少ないといっても過言ではないと思います。

このアニメには、たくさんのヒット曲が誕生しているのは、知っていますか?

今回、紹介しているGARNET CROWの「夏の幻」もその中のひとつなのです!

「名探偵コナン」のエンディングテーマ

GARNET CROW【夏の幻】歌詞を解釈!明るいラブソング?それとも悲恋の歌?実は深い意味を紐解くの画像

「夏の幻」は2000年8月から12月まで「名探偵コナン」のエンディングテーマでした。

この曲が流れていた当時のエンディング映像を、今でも覚えている方も多いのではないでしょうか?

歌詞に合わせて、コナンが目を閉じて、幼馴染でもあり恋心を抱いている毛利蘭のことを思い出している…。

このようなシーンがあり、当時観ていた名探偵コナンのファンの心を掴んでいました。

そして、この楽曲は、明るいメロディでありながら少し切ない恋愛ソングになっているのです。

歌詞については、このあと詳しく解釈していきます。

「夏の幻」の歌詞を紹介

それでは、GARNET CROWの「夏の幻」の歌詞を解釈しながら紹介いたします。

明るいメロディ調でありながら、切ない想いが歌われているのです。

夏の恋の思い出がある方は、より一層、共感ができるところがたくさんあると思います。

そして、今、つらい気持ちがありながらも恋愛をしている…という方にも必見です!

この曲の歌詞をみながら、一度立ち止まって、自分の恋愛を振り返ってみませんか?

大好きな人とうまくいかない

部屋の窓の向こうに
飛行機雲を なぞって
今日ケンカした君の事ばかり
考えてた

些細な事で戸惑って
不安定で無防備な
あの頃のように すぐに電話して
笑い合えたらいいのにね

近づいて来る 至福の時は
痛みを伴いながら足音をたてる
考えすぎて深みにハマる
君の傍にいるのに

出典: 夏の幻/作詞:AZUKI 七 作曲:中村由利

夏の晴れた日の青空は、とてもきれいでボーと眺めて色々と考える…。

そういう日ってたまにありませんか?

主人公は、そんな夏の日に、今日起きた出来事を思い出して落ち込んでしまった様子…。

大好きな人とさりげないことで喧嘩をしてしまったのでしょうか?

「青空に飛行雲ができているよ!」とそんな何気ない会話をしていた2人。

だけど、気持ちもすれ違っているのでしょう…。昔のように、電話もできなくなっているようです。

仲直りできたとしても、気持ちが分かり合えなくて、なんだかつらい…。

大好きな人とうまくいかない時期は「ほかに好きな人ができたのかな…?」とも考えてしまいませんか?

この気持ちって、とっても切なくて辛いことだと思います…。

夏の楽しかった日々がよみがえる

夏の幻
瞳閉じて 一番最初に君を思い出すよ
いつか終わる儚い生命(ゆめ)に
ただ こみあげる気持ち抱いた

世界は広く 知らない事溢れてて
自分さえ見失いそう
だけど君と生きてゆきたいから
とまどいながらでもいい
つないだ手を離さないでね

出典: 夏の幻/作詞:AZUKI 七 作曲:中村由利

「夏の幻」のサビの部分です。

相手には他に好きな人ができたかもしれない…けど、手をつないでくれた!

この手をずっとつかみたい、あなたと一緒に過ごしていきたい。

こんなふうに、大好きな人と過ごした夏の思い出がある人も多いのではないでしょうか?

大好きな人との時間は、いくつになっても忘れることはなく、大事な思い出になります。

大好きな人と一緒に歩んでいきたいけど…

強いオフショア 波を待ってた
中途半端に離れて 流されてゆくよ
進化してゆく時代(せかい)の中で
同じものを求めて

出典: 夏の幻/作詞:AZUKI 七 作曲:中村由利